日本通運が新たに冷蔵・冷凍物流サービスを提供開始
近年、EC市場は拡大を続け、消費者のニーズも多様化しています。その中で、日本通運株式会社は、新たにEC向けの冷蔵・冷凍物流サービス「DCX」を発表しました。このサービスは、ShopifyとAPI連携を行い、お客様が効率よく在庫管理や発送調整を行える物流Webアプリとして登場します。
DCXの特徴と背景
日本通運は、D2C(Direct to Consumer)ビジネスを支援するために、Shopifyと連携し、リアルタイムでデータを交互にやり取りできるアプリケーションを導入しています。これにより、EC企業は自社の在庫状況や作業進捗をインターネット上で簡単に確認できるメリットがあります。
近年、食品や飲料などの取り扱いの際には、温度管理が重要視されるようになりました。特に鮮度が求められるアイテムについては、より厳密な温度管理が求められています。そのため、多くのEC企業が少量からでも運営しやすい温度管理可能な物流の実現を望んでいます。
新たに提供される冷蔵・冷凍ソリューション
「DCX」は関東エリア内に、−20℃から+10℃までの温度管理能力を持つ専用設備を構築しました。この設置された倉庫を利用する企業には、月額の基本料金と出荷ごとの追加料金で、簡単に冷蔵・冷凍アイテムを取り扱うことが可能です。
また、DCXでは、倉庫内部に設置された機器から定期的に温度情報を取得し、リアルタイムでその状況を監視しています。これにより、企業は徹底した温度管理のもとで商品を発送することができ、品質を確保することが可能となります。
さらに、このサービスは働く企業にとって導入が容易で、インストール後はインターネットを介してどなたでも、いつでも在庫や出荷状況を確認できることも大きな魅力の一つです。これにより、企業のオペレーションもスムーズに行えるようになります。
NXグループの取り組みと未来
NXグループは長年にわたり、人や地域とつながり、社会の発展に寄与してきました。D2C分野に特化した新たなサービスの提供により、企業のニーズに応え、そして社会課題の解決にも貢献していく所存です。また、消費期限管理や即日出荷はもちろん、ブランド拡大に向けた様々なソリューションも併せて提供します。
日本通運のオフィシャルサイトにおいて、さらなる詳細やサービス内容を確認することができます。手間を最小限に抑えながら、高品質な物流を実現するための「DCX」は、今後のEC市場でますます重要な役割を果たすことでしょう。
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日本通運は、これからも持続可能で環境に配慮したソリューションを通じて、お客様の未来を共に創造するパートナーとして活動を続けていきます。