新ブランド「Re:soil」が展開するサステナブルなネイルコスメ
2025年4月21日、新たに誕生したネイルブランド「Re:soil」が、環境に配慮した水性の天然成分を用いたベースコート、ネイルポリッシュ、マニキュアを発売します。このブランドの製品は、爪やネイルの保護、補修成分を含んでおり、持続可能な社会を目指すGSアライアンス株式会社の取り組みの一環です。
GSアライアンスは兵庫県川西市に本社を構え、脱炭素やカーボンニュートラルをテーマにした先進的な材料や技術の開発に注力しています。代表の森良平博士(工学)が率いるこの企業は、従来の石油由来の化学製品を植物由来のものに置き換えるという理念を基に、「Re:soil」シリーズを開発しました。
環境への配慮とネイルケアの融合
「Re:soil」シリーズの特徴は、爪を補修し、保護する成分を盛り込みながらも、全て水性である点です。これにより、辛い化学物質を避けつつ、安全かつ効果的にネイルケアが行えます。市場には既に補修成分が含まれるネイル製品が存在しますが、これほどの環境配慮を兼ね備えた製品は、国内外での類似品は少ないと考えられています。
同シリーズでは、色材にもこだわりを持ち、酸化チタンや群青、酸化鉄など、石油由来とは無関係な無機顔料を使用しています。さらに、主成分にも天然由来の生分解性樹脂を採用し、人体や環境に優しい製品を実現しています。木材や植物に由来する成分を使用することで、持続可能な製品としての価値が高まっています。
GSアライアンスの先進的な取り組み
GSアライアンスは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を念頭においた開発にも取り組んでおり、2020年には国連関連機関によるスタートアップ企業支援プログラムに選ばれました。今年度は国連からの助成金受け、海外市場への展開も進めていく予定です。
「替わるべき石油由来化学製品」を減少させ、植物や天然のバイオマスに基づいた革新技術の提供を行っています。これにより、生活環境や自然に良い影響を与える製品群を世に送り出しています。
今後の展望
最新の「Re:soil」製品は、環境保護だけでなく、実際に爪に対する補修効果も期待されています。製品開発はさらに進化し、今後、より具体的な修復効果を試験する予定です。このような技術進化は、ネイルケア業界に革命をもたらすかもしれません。
日本のネイルコスメ市場に新たな風を吹き込む「Re:soil」。脱炭素社会の実現を目指しながら、持続可能な美を追求し続ける同社の挑戦から目が離せません。ネイルケアを愛する全ての人々に、ぜひ一度その魅力を体感していただきたいです。