スマートAIグラスと介護記録の融合
介護業界は深刻な人手不足に直面しており、その解決策としてBS Code株式会社が展開する介護記録システム「NASRECO」とスマートAIグラス「NASGlass」が注目されています。2026年3月に行われた医療・介護・福祉のEXPOでは、これらの製品を実際に体験する機会が提供され、多くの来場者の関心を集めました。
BS Codeは、東京都港区を拠点とする企業で、介護看護記録システムや訪問看護記録請求システムを開発・提供しています。特にNASRECOは、介護施設や訪問看護業者向けに設計されています。スマートAIグラスは手を使わずに情報を記録できるため、職員の負担軽減と記録の正確さを向上させるのが狙いです。
展示会のハイライト
EXPOでは、無料トライアルを開始し、訪問看護職や介護職員が実際にスマートAIグラスを使用する機会を設けました。来場者300名以上が体験し、その反応は多岐にわたりました。特に、「使いこなすまでのハードルがある」といった操作性に関する声が多く寄せられ、それを即座にエンジニアがフィードバックとして受け取り、3日目には新機能の実装を実現しました。
この迅速な開発サイクルは、BS Codeの持つスタートアップならではのスピード感を示しています。新たに実装された機能によって、介護業界以外の職種のユーザーでも簡単に記録ができるようになりました。これにより、幅広いユースケースへ対応できる可能性が広がりました。
介護記録システムの未来
BS Codeの試みは、介護職員の実情に深く根ざしています。厚生労働省の予測によると、2026年度には約25万人、2040年度には57万人の介護職員が不足するとされています。その中で、彼らが抱える「記録のために手を止めざるを得ない」という課題を解決するため、BS Codeは以下の三つの解決策を提示しました。
- - Hands-Free(完全ハンズフリー):声だけでリアルタイムの記録を行える
- - Language-Free(言語の壁ゼロ):89言語以上に対応した翻訳機能によって、外国人スタッフも効率的に記録が可能
- - Gap-Free(記録品質のばらつきなし):AIを用いて、誰でも同一品質の記録が実現できる
これにより、介護業界の効率化・ICT化が進むだけでなく、質の高いケアが継続される仕組みを構築していく狙いがあります。
BS Codeの取り組みと未来へのビジョン
BS Codeの取締役である開発エンジニアの歌川氏は、「介護業界でも生産性向上が求められているが、それを実現するためには単に効率化に留まるべきではない。ケアの質そのものを向上させ、それを仕組みとして継続させることが我々の目指すところ」と語ります。このような思いを胸に、さらに多くの介護現場に新たな可能性を提供するため、BS Codeは今後も開発に邁進していきます。
無料トライアルの実施
展示会を機に、介護事業者向けの無料トライアルを受付中です。NASRECOとスマートAIグラスの連携機能の体験が可能で、実機によるデモも用意されています。興味のある方は、BS Codeに直接お問い合わせください。
メディア出演と受賞実績
BS Codeは、コミュニティFM局「金沢シーサイドFM」にも出演し、同社の開発思想を紹介しています。また、「CARISO Caretech Startup Awards」では審査員特別賞を受賞するなど、多方面からその実績が認められています。
今後の予定
今後もBS Codeは各地での展示会に参加予定で、実機を体験できる機会を提供し続けます。新たなテクノロジーによる介護現場の進化を、ぜひ実際に体験してみてください。