海洋ごみ問題を解決する新たな一歩、クリーンオーシャンアンサンブルの挑戦

クリーンオーシャンアンサンブルが新たな挑戦

NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル（以下、COE）は、瀬戸内オリーブ基金の助成を受け、「海洋ごみ」の根本的な問題解決に向けた新たな取り組みを開始します。これは、私たちの生活環境に深刻な影響を与える海洋ごみに対して、より科学的な根拠に基づいた行動を取るための重要な一歩です。

NPO法人の背景

COEは、香川県小豆島町に位置し、海洋ごみ問題を解決するために活動する団体です。代表理事には江川裕基氏と田中秀典氏が就任し、その志を同じくするメンバーが集まっています。これまでに多くの取り組みを行っており、海洋環境の保護に向けた様々なプロジェクトを展開しています。

瀬戸内オリーブ基金の役割

今回、COEが助成を受けた「瀬戸内オリーブ基金」は、日本最大規模の有害産業廃棄物不法投棄事件を背景に設立されたNPO法人です。この基金は、瀬戸内海エリアの自然環境を保全し再生するための資金助成を行っており、COEの活動にとって心強いパートナーとなります。助成を受けることで、COEはより精密なデータ収集を実現し、活動の透明性を一層高めることを目指しています。

取り組みの具体的内容

助成金を利用して、COEは高精度の「ろ水計」を導入します。この装置を使うことで、河川に流入するゴミの量や流れのデータを正確に測定し、そのデータを科学的に分析。分析結果に基づいて、ゴミ回収の効率化と最適化を進めることができます。また、得られた情報はSNSや公式ウェブサイトを通じて広く共有し、海洋ごみ問題に対する社会的な関心を醸成していく方針です。

目指す未来

COEは、これまでの経験則に頼ることなく、確固たるデータに基づいた活動を通じて、海洋ごみ問題に立ち向かいます。情報を可視化することで、地域や社会全体がこの問題に対して関心を持ち、アクションを起こすきっかけを提供することが目的です。

皆さまにお願い

この取り組みを成功させるためには、皆さまの力が必要です。COEでは寄付やボランティア参加を通じて、海洋ごみ問題の解決に寄与する仲間を募集しています。皆さまのご支援が、海洋環境の改善に直結します。

支援方法

- 寄付・協賛: 一回限りの寄付でも、定期的な支援でも大歓迎です。また、企業のCSR活動としての参画もお待ちしています。
- ボランティア: ITエンジニアやマーケティング、現場での技術支援など、様々なスキルを持つ仲間を募集しています。興味がある方はプロボノ説明会に参加してみてください。