大阪・関西万博の民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」で笑いが生まれる体験

笑いが生み出す新たな体験

2025年に大阪で開催される大阪・関西万博で、民間パビリオン「よしもと waraii myraii館」がついにお披露目されます。このパビリオンでは、「笑いのチカラで、こころとからだの健康を」というテーマのもと、来場者が笑顔になれる体験が待っています。特に注目なのは、パビリオンの入り口に設置される笑顔の球体『タマー』ですが、これは単なる装飾だけではなく、様々な感覚を刺激する展示が行われます。

笑顔の球体『タマー』

『タマー』は、丘の上に浮かぶ独特のデザインを持つ球体です。この中では、見るだけでなく、聴き、感じ、問いかける体験が提供されます。4つの異なる展示が用意されており、それぞれが参加者の感覚を引き立てることを目的としています。特に、展示の象徴的存在である一本の巨大なネギが、見た目の違和感で観覧者に考えさせる仕掛けとなっています。展示の予約は4月15日から始まり、参加者は15分毎の入れ替え制で体験できます。

展示内容

1. 問いかけられるネギ (A Leek in Question)

この作品では、一本のネギが静かに佇んでいます。微笑みや挫けない心を象徴しつつも、どこか違和感を感じさせる存在です。視覚的な体験だけでなく、このネギの周囲には映像も投影され、現実と空想の境界を曖昧にすることで、私たちの知覚を問いかけます。

2. ゲームセンター (ARCADE)

懐かしいゲームの画面が特徴的ですが、しかし、コインを入れる場所やゲームのスタートボタンは見当たりません。これにより、参加者は本当に自分が操作しているのかを問い直させられます。自分自身のルールでその空間を楽しんでほしいというメッセージが込められています。

3. ジャイアントボタン (GIANT BUTTON)

この作品は、選択と反応、行為と判断をテーマにしています。意味が形作られる前の不確かさを探求し、それを静かに照らし出す演出がされております。

4. ドリップドロップ (DRIP DROP)

赤と青の二つのボタンがあり、どちらかを押すと可視化された何かが現れます。選択することで予期しない体験が生まれるこのインタラクティブな作品は、参加者に意味の探求を促します。

アシタ広場でのエンターテインメント

パビリオンだけでなく、アシタ広場でもさまざまなイベントが企画されています。吉本興業の芸人によるコメディショーや、ノンバーバルパフォーマンスが行われ、笑いが広がる空間が提供されます。また、毎日18時15分からは盆踊りイベントも実施され、参加者は日本の伝統的な踊りを楽しむことができます。

影響を与える「笑いのチカラ」

「よしもと waraii myraii館」では、来場者の笑顔を集めることで、笑いが健康にどのように寄与するか可能性を模索します。「笑顔検知ツール」により、パビリオンを訪れる人々の笑顔の数をカウントし、万博期間中にどのくらいの笑顔が生まれたかを測定します。また、「感情分析ツール」によって、体験前後の表情を分析し、笑いがもたらす感情の変化を記録します。

楽しさだけではなく、笑いと健康の効果についても考察されるこのパビリオンは、世界中の人々に新しい体験を提供し続けることでしょう。万博で笑い声が最も響く場所として、訪れた人々が心から笑顔で過ごせる空間を目指しています。

公式ホームページやSNSで最新情報をチェックして、ぜひ直接体験をしに来てください！