実生活のトラブルから学ぶ英文法!
名古屋商科大学で行われた「ENGLISH INTERMEDIATE 600 S」授業が、学生たちにとって貴重な学びの場となっています。この授業は、国際学部のスチュアート・ワリントン教授が担当し、30年以上の英語教育の経験を元に組まれています。特に、受講生の約70%が海外留学プログラムに関与していることから、実践的な英語力を身につける事を重視しています。
実生活のトラブルを題材に
授業のテーマは、実際の生活でよく起こるトラブルに基づいています。今回は「オンラインで注文した荷物が届かない」という状況が取り上げられました。このトラブルを通じて、学生たちは受動態の理解を深めることを目指します。
初めに、教授は能動態で書かれた文を提示し、学生たちにそれを受動態に書き換えるよう指示しました。ただ変換作業をするのではなく、教授は「能動態では`誰(Who)`が重要で、受動態では`行動(Action)`が重要」と強調し、視点を変えて考える重要性を教えました。学生たちはペアワークを通じて意見を交換し、ホワイトボードに解答を記入していきます。
時制をマスターするためのアプローチ
さらに、教授は現在形だけでなく、過去進行形なども交えた受動態の表現方法について詳しく解説しました。これにより、学生たちはさまざまな時制を組み合わせて理解することができるようになります。
リスニング学習の取り入れ
授業の後半では、実際の会話を聞くリスニングセッションに挑戦しました。オンラインで注文方法を問い合わせる利用者が登場しますが、当然ながら荷物が届かないトラブルがザラにあります。このセッションでは、学生たちは教授が用意したプリントの空欄に適切な動詞を埋める作業を行います。会話のスピードは通常の会話と同じなので、学生たちはそのリズムに慣れる必要があります。
教授は解答時に、学生たちにその文が能動態か受動態かを聞くことで、さらに理解を深めさせました。特にBe動詞のように発音が弱くなる場合もあり、それを聴き取る力を養う機会ともなりました。
ネイティブの指導から得られる効果
4月からこの授業を受けてきた学生たちにインタビューを行ったところ、多くの受講者が授業の成果を実感しています。「多くの新しい単語を学ぶことで自然に語彙が増えた」との声や「全て英語で授業が進むため、耳が英語に慣れてきた」といった感想が寄せられました。これはネイティブスピーカーの教員による指導の効果が大いに影響していることを示しています。
このように、名古屋商科大学での「ENGLISH INTERMEDIATE 600 S」は、学生たちの英語力向上に向けた強力なサポートを提供していることが明らかです。実生活の中での課題を通じて、ただの文法の学習から一歩踏み込んだ、実践的な英語力を養うことができる貴重な授業となっています。