坂部隆芳展「旅立ち」
2026年1月13日(火)から東京都中央区のナカジマアートで、画家・坂部隆芳の個展「旅立ち」が開催されます。この展覧会は、坂部が約30年ぶりにナカジマアートで自身の作品を展示する貴重な機会です。
海外で磨かれた感性と日本への思い
坂部隆芳は、パリを拠点に活動を続けてきた画家です。1990年代に日本で初の個展を開いた後、彼の作品は国際的な評価を受け、多くの賞を獲得してきました。彼の作品は、日本文化と西洋美術の融合を図り、独自のスタイルを形成しています。出会いは、ナカジマアートの代表者が坂部をフランスで紹介されたことに始まり、この縁が彼の日本での活動を広めるきっかけとなりました。
本展では、坂部がこれまで取り組んできたテーマである「生命」「精神」「静謐」を中心とした作品を展示します。長い年月の中で深化したその表現は、常に新たな光を放っており、彼のアートの進化を実感させる内容です。
展示内容と舞踏パフォーマンス
展覧会では、約36点の作品が前期・後期に分けて展示される予定です。坂部自身が「スランプを抜け、素直になっていった絵」と語る作品や、彼が長年描き続けている人物画や風景画など、多彩な内容が用意されています。また、会期中には坂部による舞踏パフォーマンスも予定されており、視覚と聴覚の両方からアートを体験できる機会となります。
舞踏パフォーマンスは、1月13日(火)と1月26日(月)の2日間、各日14時から約15分間行われます。タイトルは「Galaxy 部分 全体の一部」となっており、舞踏のパフォーマンスがどのように作品と結びつくのか、その融合が楽しみです。
坂部隆芳の軌跡
坂部隆芳は1953年に静岡県で生まれ、日本大学芸術学部及びパリ国立美術学校で学びました。フェアデビュー時はその作品が完売するなど、おおきな成功を収めたものの、その後10年のスランプに悩まされました。しかし、その試練を経て、彼は自身のアイデンティティを見つけ出し、日本的な表現へとシフトすることとなります。
作品の収蔵先としては、パリ近代美術館やフランス政府、東京オペラシティ寺田コレクションなど、名だたる場所が挙げられ、彼のアートは国際的な評価も得ています。現在、彼はパリ、イスタンブール、日本を拠点に活動し続け、新たな作品を生み出しています。
展覧会概要
前期:2026年1月13日(火)~1月22日(木)
後期:2026年1月26日(月)~2月4日(水)
〒104-0061 東京都中央区銀座5-5-9 アベビル3階・5階
この特別な展覧会にぜひ足を運び、坂部隆芳の世界を体験してください。