青胴車5001形の愛と感謝の旅
1977年から多くの人に親しまれてきた阪神電気鉄道の青胴車5001形が、2025年2月に運行を最後に引退します。この車両は、立ち止まることなく走り続ける日々の中で、沿線の人々の思い出を彩ってきた存在でした。引退に際して、阪神電気鉄道は「青胴車」に感謝の意を込めた特別イベントを開催することを発表しました。
引退イベントの開催
青胴車5001形の感謝祭の幕開けとして、まずは「HANSHIN ミステリー・エクスプレス 行先不明列車」が2024年12月21日(土)に実施されます。このイベントは参加者に行先の詳細を伏せた1日限りの特別なミステリーツアー。応募は2024年11月27日から12月3日までで、運賃はおひとり様20,000円(税込)。定員51名のところ、先着応募で埋まることが予想されます。
また、2025年の新年を迎えるべく、5001形を貸切にしたプランも開催される予定です。1月14日、16日、20日、31日の計4日間、各日最大100名までのグループで、特別な体験ができるこのプランの貸切費用は770,000円(税込)。
貸切プランの魅力
貸切プランでは車内放送を行うマイクや自分の好きな音楽を流す機材を持ち込み、さらには運転台での着席体験や制服着用体験も提供されるため、ファンにとっては忘れがたいひとときとなるでしょう。この特別な貸切列車プランも抽選制で、応募は12月5日から15日、抽選結果は12月17日に通知されます。
お問い合わせと注意事項
参加者には平日の日中に運行されるため、事前の調整が必要です。お申し込みは阪神電気鉄道の公式サイトから行え、18歳未満の参加者は保護者の伴行が求められます。また、応募はお一人様一回限りとされていますので、注意が必要です。
これまで青胴車5001形を支えてきた皆様に感謝の気持ちを込めて、阪神電気鉄道は引退イベントを通じて思い出を共有し、再びその思い出を心に刻む機会を提供します。この瞬間を逃さず、ぜひ特別な体験をお楽しみください。