XR作品『Nox』選出
2025-12-12 13:04:09

没入型XR作品『Nox』がロッテルダム国際映画祭に選出!

没入型XR作品『Nox』がロッテルダム国際映画祭に公式選出



日本のメディアアーティスト、ナカダリオが制作した没入型XR作品『Nox』が、2026年にオランダ・ロッテルダムで開催されるロッテルダム国際映画祭(IFFR)の新プラットフォーム「Lightroom」に公式に選出されました。このプラットフォームは、没入型ストーリーテリングやインタラクティブコンテンツに特化した新たな業界の場であり、CineMartとDarkroomでこれまで別々に扱われていたXR企画を統合した形で提供されます。2026年のCineMartでは、世界から選ばれた9つの作品のうちの一つとして『Nox』が紹介されます。

Lightroomの中での『Nox』の位置づけ



Lightroomは、XR/VR技術を用いた作品の開発支援と国際的な発信を推進するための新しい市場として設計されています。この場では、XRプロデューサーやテクノロジスト、研究者、政策立案者が一堂に会し、シンポジウム「Reality Check」などを通じて交流が行われる予定です。『Nox』は、Works-in-Progressとして発表されることになりますが、これは製作途中の作品としてさらなる発展を期待されていることを意味します。

『Nox』のテーマと内容



『Nox』は、ナカダリオによる初の監督作品で、彼女自身のC-PTSD体験が反映されています。作品は、トラウマや社交不安、解離を抱える少女の内的な世界を描き、観客はこの少女の心の葛藤を体感することができます。ナカダリオは、記憶の揺らぎや感覚の歪みを通し、観客に自己の不安定さを追体験させることを狙って制作しています。作品は経済産業省の支援を受けており、今後は国際的な展示も予定されています。

監督と関係者のコメント



ナカダリオ監督は、「この度の選出は大変光栄で、自らの体験をもとにした作品が世界の舞台で評価されることに感謝しています。作品のこれからの展開を期待しています」と述べています。また、友人や関係者からも絶賛の声が多く寄せられており、例えばデジタルハリウッド大学の藤井直敬教授は、「『Nox』は彼女自身の闇を美と力強さで表現しています」とコメントしています。

ロッテルダム国際映画祭の影響



ロッテルダム国際映画祭は、世界三大映画祭に次ぐ規模を誇り、新人監督作品や独立系作品を積極的に紹介してきました。『Nox』の選出は、この映画祭が持つ重要な地位を背景に、ナカダリオの才能が国際的に認められることを示しています。

ナカダリオの作品は、技術と感情が融合したものであり、特に若い世代からの支持が期待されています。彼女の成長と今後の活動に期待が寄せられています。作品『Nox』は、2026年春以降に国内での展示が予定されており、さらなる国際的な展開の土台となるでしょう。


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