三菱自動車がキッザニア甲子園に新パビリオンをオープン
近年、学びと遊びを融合させた教育施設が注目を集めていますが、その一環として、三菱自動車が「キッザニア甲子園」に新たなパビリオンをオープンすることが決定しました。2025年11月27日(木)にリニューアルされるのは「自動車工場」パビリオン。新たに「カーデザインスタジオ」として生まれ変わります。
「カーデザインスタジオ」の魅力
「カーデザインスタジオ」では、子どもたちがタッチディスプレイを用いて、自分だけのオリジナルカーをデザインすることができます。外装パーツやボディカラーを自由に選び、世界に一台だけの車両を制作する楽しさは、クリエイティブな体験を提供します。その後、デザインした車は32インチの裸眼立体視ディスプレイに投影されます。子どもたち自身のプレゼンテーション体験ができ、完成した作品は特製カタログに印刷されて持ち帰ることができます。
自動車への関心を高める教育の一環
三菱自動車は、2006年10月から「キッザニア東京」、そして2009年3月から「キッザニア甲子園」において、子どもたちの自動車業界への興味を引き出すパビリオンを展開してきました。自動車の運転を体験しながら、社会における自動車の役割を学ぶことができるプログラムは、単なる楽しさだけでなく、協調性やコミュニケーション能力の向上にも寄与します。子どもたちにとっての「生きる力」を育む活動として、大きな意義があります。
キッザニアとは
「キッザニア」は、現実の仕事やサービスを子どもたちが体験できる職業・社会体験施設です。KCJ GROUPが運営しており、東京や甲子園、福岡にそれぞれ展開しています。「エデュケーション」と「エンターテインメント」を融合した「エデュテインメント」をコンセプトに、子どもたちが楽しみながら学んでいく空間です。実際の企業が出展するパビリオンが並ぶ街の中で、子どもたちは様々な職業にチャレンジし、自己発見の場ともなります。
Final thoughts
三菱自動車の新しい取り組みである「カーデザインスタジオ」は、子どもたちに自動車産業の魅力を伝える画期的なステップです。自動車をテーマにした新しい遊びの場が提供されることで、未来の自動車ファンやエンジニアを育む一助になるでしょう。リニューアルされたパビリオンが、楽しみながら教育的な価値を提供する多様な体験の場となることを期待せずにはいられません。