日越農業フォーラム
2025-09-16 12:45:38

Green Carbon、日越農業フォーラムでMOU締結し環境技術を促進

Green Carbon、日越農業協力フォーラムでの新たな挑戦



2023年9月4日、日本とベトナムの二国間フォーラムで、Green Carbon株式会社が重要なステップを踏み出しました。農林水産大臣の小泉進次郎氏とベトナム農業環境大臣であるタン氏の立ち会いの下、農業環境研究所(IAE)との覚書(MOU)を締結したのです。この手続きは、温室効果ガスの排出を削減し、環境負荷を軽減するための技術交流を推進することを目的としています。

この日越農業協力対話官民フォーラムは、両国の農業における持続可能性を高めるための重要なプラットフォームです。フォーラムでは、日越企業間で12件のMOUが発表され、民間部門の協力がさらに強化される期待が高まっています。Green Carbonは新技術の導入に熱心であり、農業環境研究所と連携することで、特に農業における環境技術の進化が期待されます。

MOU締結の背景



Green Carbonの新しいMOUは、気候変動への対応を支援するための「Agreen」プロジェクトを基にしています。このプロジェクトは、ベトナムの国家的なMRV(測定、報告、検証)システムとの統合を目指し、カーボンクレジットのデータシステムの強化を目指しています。具体的には、モニタリングや報告のフレームワークを国際基準に適合させることで、ベトナムの温室効果ガス排出削減政策がより強固なものとなるでしょう。

また、Green Carbonは、農業における新しい技術として、稲作における間断灌漑(AWD)の導入やバイオ炭の活用を進めています。特にJCM(二国間クレジット制度)基準に基づく排出削減手法を普及させるため、ベトナム国内での20件の排出削減プロジェクトを推進中です。

フォーラムの様子



東京プリンスホテルで開催されたフォーラムには、日本側から約70社の民間企業と団体が参加し、ベトナム側からは約12社が出席しました。フォーラムの冒頭では、両国の大臣による挨拶が行われ、日越の農業協力中長期ビジョンが承認されたことも報告されました。

続いて、民間企業間での覚書が発表された後、持続可能な農業や食料システムに関する意見交換が行われました。このような交流は、両国の政府や企業の連携を強化し、持続可能な農業の実現に寄与するでしょう。

Green Carbonの展望



Green Carbonが取り組むこうしたプロジェクトは、農業環境研究所の業務と高い親和性があります。MOUの実施を通じて、農業分野の排出削減技術についての最新技術の導入・普及が期待されるのです。また、ベトナムにおける排出量管理やカーボンクレジットの基準が国際基準に沿って向上することに寄与するでしょう。

企業としてGreen Carbonは「生命の力で、地球を救う」というビジョンを持ち、国内外でのカーボンクレジットの創出・販売に取り組んでいます。アジア、オーストラリア、南米など幅広い地域で天然由来のカーボンクレジットを提供しつつ、持続可能な発展に向けた信念を持ち続けています。

今回のMOU締結は、Green Carbonにとって新たなシナリオの幕開けを示唆しており、日本とベトナムの連携が、これからの持続可能な農業の未来にどのように影響を与えるのか、注目が集まっています。


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会社情報

会社名
Green Carbon株式会社
住所
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597

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