ラピュタAFLの導入
2025-09-04 14:32:56

自動フォークリフト「ラピュタAFL」導入で物流業務が変わる!

自動フォークリフト「ラピュタAFL」の稼働開始



物流業界では、労働力不足が深刻な問題となっていますが、そんな中で新たな動きがあります。ラピュタロボティクスが開発した自動フォークリフト「ラピュタAFL」が、総武物流株式会社の中根製品倉庫で稼働を開始しました。この取り組みは、物流業務の自動化を加速させる重要な一歩として注目されています。

ラピュタAFL導入の背景



物流は社会のインフラとして不可欠な業務ですが、その運用には安定性が求められます。特に、人手不足が進行する中で、業務の自動化は必須です。総武物流は早くからこの問題に着目し、先進的な自動化対策を模索してきました。

ラピュタAFLの導入は、作業の効率化、標準化および品質向上を同時に達成するための意義深い決断でした。これにより、安定した物流管理が可能となり、企業全体の生産性が向上することを期待されています。

ラピュタAFLの特徴



ラピュタAFLは、以下のような特徴を有しています:

1. 複数ロボットによる同時荷役
倉庫内には4台ずつのフォークリフトが1階と2階で稼働し、タスクの優先度設定に基づき効率的に荷物の移動を行います。

2. 平置き保管庫への自動対応
自動でパレタイザーから保管庫への格納および、保管庫からの出庫を行い、作業の手間を大幅に削減します。

3. 柔軟な荷役運用の実現
単純な経路を超え、様々な運用シナリオに対応できるため、物流の多様なニーズに応えることができます。

4. 荷役品質の向上
自動搬送によって作業のばらつきを減少させ、安定した作業を実現。これにより、品質管理が向上し、従業員の負担も軽減されます。

総武物流の理念



総武物流の須藤業務部長は、「今回の導入が、急速な人手不足への一つの解決策です。従来のオペレーターの役割に留まらず、ラピュタAFLは様々な作業を同時に判断し実行できる点が優れています」と述べており、自動化の効果がもたらす新しい作業環境に期待されています。

また、大規模な施設工事が不要なことも導入の大きな利点の一つです。これによって、コスト面でも柔軟に対応できるという安心感があります。

未来の物流へ



ラピュタロボティクスと総武物流は、今後も協力し合い、物流業務における様々なチャレンジに取り組んでいく予定です。自動化の波が広がる中、ラピュタAFLの導入が新たなスタンダードとなり、物流業界全体の効率化を促進することが期待されています。

会社情報



  • - 総武物流株式会社
所在地:千葉県野田市野田236
代表者:星野 泰宏
事業内容:運送業及び倉庫業
URL:総武物流

  • - ラピュタロボティクス株式会社
東京都江東区に本社を置く企業で、次世代クラウドロボティクスプラットフォームの開発を手掛けています。
ビジョンは「ロボットを便利で身近に」とし、世界30ヵ国以上に技術者が集結しており、ロボティクス分野での高い専門性を誇ります。


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会社情報

会社名
ラピュタロボティクス株式会社
住所
東京都江東区平野4-10-5
電話番号

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