サイバーエージェントと専門学校HALが連携協定を締結

新たな人材育成モデルの誕生

2025年7月14日、IT業界で高度な専門知識を持つ人材の育成を行っている専門学校HALは、国内大手IT企業の株式会社サイバーエージェントと包括的な人材育成に関する連携協定を結びました。この協定は、産業構造の変化と国際競争が激化する中で、実践力や即戦力、国際力を備えた人材を育成することを目的としています。

協定成立の背景

この協定が成立した背景には、専門学校HALの多くの卒業生がサイバーエージェントおよびそのグループ企業で中心的役割を果たしてきた実績があることが挙げられます。卒業生たちは即戦力として各プロジェクトで活躍しており、その継続的な支援が両者の信頼関係を醸成しました。加えてサイバーエージェントの人材採用方針がHALの職業教育理念と一致したことが、協定締結の大きな要因となりました。

今後の具体的な取り組み

この協定に基づく取り組みは多岐にわたります。まず、HALの学生を対象とした長期有償インターンシップを実施し、報酬を得ながら実務スキルを習得します。また、サイバーエージェントからはエンジニアやクリエイターが教員として派遣され、最新の技術や開発現場のリアルを学生に直接伝えることで即戦力育成を目指します。さらに、産学連携プロジェクトとして、学生と企業担当者が一緒に問題解決を図る課題解決型学習（PBL）を展開し、コミュニケーション能力や提案力を向上させていく方針です。

学生作品への評価とフィードバック

協定の一環として、学生の卒業制作や課題作品に対し、サイバーエージェントのスタッフが直接評価やアドバイスを行い、学生が業界の求める評価基準を理解する貴重な機会を提供します。

代表者からのコメント

株式会社サイバーエージェントの専務執行役員である長瀬慶重氏は、「HALの卒業生たちが、当社で中核的役割を担ってきた実績が今回の協定に繋がった。学生の持つ才能を支援し、さらなる連携強化を図りたい」と述べています。一方で、HALの校長たちも、産業界との連携を強化し、社会から高く評価される教育を実現していく意思を表明しています。

専門学校HALについて

専門学校HALは、東京、大阪、名古屋にキャンパスを構え、ゲーム、CG、音楽、カーデザイン、ITなどの分野で即戦力を育成する専門学校です。産学連携を重視し、第一線のプロからの指導や実務経験を通じて、希望者の就職率は100％を誇っています。充実した保証制度も用意されており、教育の質に自信を持っています。興味のある方は、オープンキャンパスや見学・相談にぜひお越しください。