横浜で開かれる国際舞台芸術プラットフォームYPAM2024、アジアの舞台芸術が集結する

横浜国際舞台芸術ミーティング2024開催決定

2024年12月、アジア最大級の国際舞台芸術プラットフォーム「横浜国際舞台芸術ミーティング2024」（YPAM2024）が横浜で開催されます。本イベントは、国内外の舞台芸術専門家が集まり、作品の上演やプログラムを通じて交流を深める機会を提供します。1995年に東京で始まったこのイベントは、年々その規模と影響力を高めており、特にアジアとのコラボレーションを加速させています。

YPAM2024のプログラム

「YPAMディレクション」プログラムでは、世界初演を含む5つの作品が上演される予定です。特に注目なのは、日本体育大学とのコラボレーションによる「集団行動」です。これは、ドイツの振付家が監修を担い、70名の学生が参加するイベントです。加えて、シンガポールの演出家によるバロックオペラ「ディドーとエネアス」の新解釈や、在日コリアンの死刑囚との架空の対話をテーマにした作品など、トランスナショナルな視点を取り入れた多彩なプログラムが展開されます。

交流プログラムと特別イベント

「YPAMエクスチェンジ」プログラムでは、神奈川県立音楽堂でのレセプションや基調講演、シンポジウムが開催されます。ここでは、国内外のフェスティバルディレクターとの「スピードネットワーキング」のチャンスも用意されており、芸術関係者同士のつながりを深める絶好の機会です。また、「YPAM連携プログラム」では、横浜と海外の芸術文化団体が協力して多様なイベントを実施します。

フリンジプログラムも見逃せません。「YPAMフリンジ」には、過去最多の50演目が揃い、海外からの参加も多く、予測不能な展開と興奮に満ちたパフォーマンスがあなたを待っています。このフリンジプログラムは、すべてのアーティストに開かれた場であり、多様性と独創性が共演する素晴らしいステージとなります。

おわりに

YPAMはただの舞台芸術イベントではなく、文化交流と新たな価値の創造が交差する場です。アジアの舞台芸術が集結し、横浜から世界に向けて発信される多様な作品とプログラムを通じて、皆様もぜひYPAM2024の一部としてその魅力を体感してください。参加登録は不要で、一般のお客様も気軽に参加できるプログラムも多数あります。12月を楽しみに、横浜での舞台芸術の新しい可能性に触れてみてはいかがでしょうか。