遠隔作業ソリューション
2025-10-21 09:48:07

中外テクノスとビーライズが業務連携、遠隔作業ソリューションに挑む

中外テクノスとビーライズ、業務連携開始



中外テクノス株式会社は、広島に本社を置く株式会社ビーライズとの業務連携を発表しました。この連携は、ロボット技術とデジタルツイン技術を融合させた遠隔作業ソリューションを開発することを目的としています。両社が持つ強みを活かし、作業現場における効率化と安全性の向上を図る取り組みです。

連携に至った背景



近年、労働力不足や作業現場の安全対策が深刻な課題となっている中、中外テクノスはプラントやインフラの高度な点検や保守業務への対応力を強化するためにデジタル技術の導入を模索してきました。そこで、同社が蓄積してきたロボット技術や遠隔操作システムと、ビーライズが得意とするXR、AI、デジタルツイン技術を融合し、新たな価値を創出することを目指しています。

便利なことに、遠隔作業ロボット技術はすでに多くの実績があり、今後、技術が進化していくことが期待されています。

業務連携の内容



業務連携の具体的な内容は以下のとおりです。まず、協働ロボットと遠隔操作技術を組み合わせて省人化を進めつつ、安全性を高めることが重要なテーマです。次に、実際の現場でロボットが作業する際に、デジタルツインを用いてリアルとバーチャルの空間を双方向で結びつけることを目指します。

また、広島を拠点にしたモデルケースを創出するための実証実験と地域連携にも注力するとのことです。

連携先企業の概要



株式会社ビーライズは2012年に設立され、XR(AR/VR/MR)ソフトの開発やデジタルツインの構築、AIソリューション、3Dモデリング、映像・CG制作などを手掛けています。所在地は広島市南区松原町で、代表取締役は波多間俊之氏です。資本金は1,000万円で、今後の業務展開に向けて注目される企業です。

連携の期待される効果



この業務連携により、中外テクノスはリアルとデジタルを融合させたトータルDXソリューションの実現を加速させることができます。そして、顧客に対しては、効率的で安全な現場運用を提供できるようになり、業界全体の省力化とデジタル革新を促進する大きな影響を与えることが期待されています。

今後の展開



今後は、遠隔操縦ロボットの技術開発を中心に実証実験を行い、さまざまな場面での技術検証を進めていく予定です。特に、環境調査やモニタリング分野への展開も視野に入れ、持続可能な社会 インフラの維持と発展に向けた貢献を目指します。このような取り組みが実現することで、日本全体の労働環境が大きく変化し、技術革新が進むことが期待されています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
中外テクノス株式会社
住所
広島市西区横川新町9-12
電話番号
082-295-2222

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。