未来を創る10代が集う新たなフェス「ZERO FES」の魅力

2025年7月21日（月・祝）、東京のZERO-SITE Takanawa Gatewayで初開催される国際フェスティバル「ZERO FES」。このイベントは、世界各国から集まった10代の才能が、音楽やダンス、アートを通じて独自のカルチャーを共創する場です。主催するのはIDEAR株式会社。このイベントの特徴は、「すごい10代だけを集める」のではなく、「すごくなる10代を生み出す」ことを掲げている点です。

IDEARのビジョンとは

IDEARは若者たちの夢やアイデアをエンターテインメントに変え、社会に発信する共創型プラットフォームを運営しています。社名には「親愛なる」と「アイデア」の意味が込められており、ジャンルや国境を超えた連帯感を重視しています。

その創業のきっかけは、天野凱斗氏が10歳の頃に始めた「Dear My Future Friends」というプロジェクトに遡ります。彼は世界中の朋友を作る活動を通じて、若者が夢をリアルな場で表現できる必要性を痛感しました。この想いから、IDEARが誕生したのです。

ZERO FESが目指すもの

「ZERO FES」は単なる観覧イベントではなく、参加者自身がアクティブに関わることを重視します。具体的には、音楽やダンスを楽しむだけでなく、様々な方法で表現し、何かを始めることができる場です。参加者の中には、不安や緊張から一歩踏み出せない人もいるかもしれません。しかし、ZERO FESでは、「見るだけでも大丈夫」というスタンスが強調されています。

このフェスティバルでは、まさに新たな挑戦が生まれることを期待しています。アーティストたちが織り成すステージは、本質的に参加型のものであり、観客は「見えるだけ」の存在ではなく、互いに影響を与え合う共鳴の場が広がります。

出演者たちの紹介

ZERO FESには、ベルギーやセネガル、チリ、ドバイ、ポーランド、スコットランド、日本などから多彩な若手アーティストが出演します。例えば、ベルギー出身のDJ ELFIGOは、14歳の若さで数々の音楽祭に出演しており、Instagramのフォロワー数は200万人を超えるという実力派です。さらに、チリのラッパーMC Millarayは、環境問題や社会正義をテーマにしたリリックで知られており、国際的にもそのメッセージが評価されています。

セネガルのダンサーたちや、ポーランド・アゼルバイジャンからのDJたちも参加し、様々なエンターテインメントが展開されます。これらのアーティストたちが集まることで、文化の壁を乗り越えた新たな潮流を生むことが期待されます。

ZERO FESへの参加と楽しみ方

若者たちは「何かをやってみたい」という気持ちをもって参加することができ、必ずしもパフォーマンスをしなければならないわけではありません。自分の興味を触発され、それをきっかけに新たな挑戦に進むきっかけを提供することがこのフェスの目的です。例えば、DJの音楽に合わせて踊ってみたり、アートを描いてみたり、声を上げたりと、様々な関わり方が許されるのです。