ビジネスの未来を切り開く高校生たち
2026年3月14日と15日、東京都千代田区にある大手町三井ホールで開催された「第12回マイナビキャリア甲子園」。全国の高校生を対象としたこのビジネスアイデアコンテストには、過去最多の3,151チームが参戦し、その中から門をくぐった12チームが決勝大会で熾烈な戦いを繰り広げました。
コンテストの概要
「マイナビキャリア甲子園」は、企業が課題を提供し、高校生チームがその解決策を提案する形式の探究学習プログラムです。2014年に始まったこのコンテストは、年々参加者が増えており、今年はなんと11,668名がエントリーしました。
大会のテーマ
今回は「Borderless Age」がテーマとされ、各企業がこれを基に独自の課題を設定しました。選ばれたチームたちは、書類審査や動画審査を経て、企業とのタッグを組み、半年以上の準備期間を経て決勝大会に臨みました。
審査基準と結果
各チームは、10分間のプレゼンテーションと質疑応答を経て評価されました。審査には「情報収集力」「社会的影響力」などの6項目があり、視聴者投票も重要なポイントとなりました。結果、以下のチームが優勝と準優勝を獲得しました。
- - Breakthrough部門: チーム「ノーサイド」(ミツカン代表、Rugby School Japan)
- - Innovation部門: チーム「≒0」(セコム代表、渋谷教育学園渋谷高等学校)
優勝チームの成果
「ノーサイド」は、現代の新型栄養失調問題に焦点を当て、ミツカンの発酵技術を活用した新しい納豆スナックを提案しました。彼らは、食の新たな可能性を示し、健康的なライフスタイルを提案しました。
チームコメント: 「頭が真っ白になり、信じられない気持ちでしたが、準備期間に議論を重ねた結果が実を結んだ瞬間でした。これからの社会に貢献する仕事をしたいと思っています。」
一方、チーム「≒0」は、日常生活に「安心」を提供する携帯型カメラ機能を持つぬいぐるみを提案。AIによる解析を通じて思い出を振り返り、自己分析のツールとして利用するアイデアを提示しました。
チームコメント: 「課題設定には悩みましたが、お互いの強みを生かし、最終的には素晴らしいプレゼンテーションに仕上がりました。」
準優勝チームの抱負
準優勝を果たしたチーム「すこやか班」や「糖質上糖」も、それぞれ異なるアプローチでビジネス課題に挑み、多くの貴重な経験と学びを得ました。お互いに意見を出し合い、より良いアイデアを追求した成果を今後の活動に生かしていく意欲を示しています。
今後の展望
国や企業が後援し、多くの高校生が企業とのコラボレーションを通じて成長する機会となるこの大会。来年度もさらなる高い参加者数が見込まれ、若者たちが社会の課題解決に向けてチャレンジを続けることが期待されます。
放送予定
決勝大会の模様は、TBS系全国28局で放送予定です。興味のある方はぜひご覧ください。
結び
ビジネスアイデアコンテスト「マイナビキャリア甲子園」は、高校生たちが未来のビジネスリーダーになるための第一歩を踏み出す場として、今後も注目されるイベントです。彼らのアイデアが社会にどのように影響を与えるのか、これからの展開に目が離せません。