愛知県豊橋市、大豊商店街の新たな挑戦
愛知県豊橋市の大豊商店街では、プロバスケットボールチーム三遠ネオフェニックスとの連携による実証実験を実施し、商店街の魅力を広く発信する取り組みが進んでいます。このプロジェクトの一環として、2024年11月30日(土)には、豊橋市総合体育館で行われる三遠ネオフェニックスのホームゲーム会場で、お楽しみ抽選会も開催される予定です。
商店街の魅力をデジタルで発信
大豊商店街では、ジオ・マーク株式会社が開発したウェブアプリ「QRan(クラン)」を活用して、商店街の店舗情報をデジタルマップ上に集中管理する実証実験に取り組んでいます。このアプリは、各店舗の営業時間やSNS情報を一元化し、顧客が手軽に情報を入手できるように設計されています。実験は2023年11月から2024年1月までの予定で、集客力向上の効果を検証することが目的です。
交流イベントで地域活性化
大豊商店街は、これまでにも三遠ネオフェニックスと連携したイベントを多数実施しています。例えば、アウェー戦のパブリックビューイングや、SAN-ENアンバサダー「カゲっち」こと鹿毛誠一郎さんのイベント参加などがあります。これらの活動を通じて地域住民とプロスポーツとの交流をさらに深めています。
注目の抽選会と新キャラクター
11月30日の試合会場では、スサノオマジックとの対戦に合わせて、大豊商店街のブースが設置され、フェニックスの選手のサイン入りグッズが当たるお楽しみ抽選会が行われます。さらに、会場では商店街オリジナルの福引券も配布され、大いに盛り上がることでしょう。また、この抽選会では、「おかげさまプロジェクト」のシンボルキャラクター、カゲっちとオカちゃんの新しいコラボバージョンもお披露目され、来場者を楽しませます。
地元学生との協力
このイベントでは、地元・愛知大学の学生たちも運営に関与し、地域活性化に貢献します。特に、学生たちの参加は、若い世代が地域活動に関わることの重要性を示しています。
未来の商店街を目指して
大豊商店街は、高齢化や人手不足などの課題を抱える中で、商店街全体の集客力をより高めるための取り組みを続けています。ジオ・マークの実証実験は、商店街が持つユニークな魅力を再発見し、発信する手段として非常に重要です。このプロジェクトは、豊橋市未来産業創出事業補助金を活用し、地域の新たなビジネスを育てるための支援も行われています。
今後、商店街がどのような進展を見せるのか、期待が高まります。地元の活性化と密接に結びついたこのプロジェクトに、ぜひ注目してみてください。