中野国土交通大臣が初の海外出張を実施
令和7年4月25日、中野洋昌国土交通大臣は、初の海外出張としてフィリピンとタイを訪問することを発表しました。この訪問は、両国とのインフラや交通分野における協力を強化する意図が込められています。
フィリピンでの訪問内容
フィリピンでは、特にダバオ市における重要なイベントに参加します。具体的には、今年3月に貫通したダバオ市バイパス建設事業の本格的な道路トンネルの貫通式典です。このプロジェクトは日本の先進技術が活用され、フィリピン初の本格的な道路トンネルとして注目されています。
大臣はこの式典への参加を通じて、日本とフィリピンの関係を一層深める意義を強調します。フィリピン政府との話し合いを経て、将来的な協力の展望が広がることが期待されています。
タイでの協議
続いて、タイに移動し、バンコクにて政府高官との会談を行います。ここでは鉄道、港湾、都市開発、道路等の複数のインフラ分野における今後の協力について議論します。特に、鉄道と都市開発に関する日本とタイ間の協力を強化するための覚書が署名される予定です。
出張日程
この出張は、4月27日から30日までの期間で行われます。以下は主な日程です:
- - 4月27日(日):羽田空港発、マニラ周辺視察、ダバオ到着
- - 4月28日(月):ダバオ市バイパス建設プロジェクトの貫通式に出席、ダバオ発・タイのバンコク着
- - 4月29日(火):バンコク周辺視察
- - 4月30日(水):タイ政府要人との会談、協力覚書の署名式、バンコク発・羽田空港着
この訪問後には、中野大臣がぶら下がり会見を開く予定で、詳細については報道関係者向けにアナウンスされる予定です。
まとめ
中野国土交通大臣のこの訪問は、日本のインフラ技術をフィリピンやタイに展開し、国際的な協力関係を構築するための重要なステップです。今後も両国との連携強化に期待が寄せられています。