イー・ギャランティとストライクがネットワークで業務提携を開始

イー・ギャランティが株式会社ストライクと業務提携

イー・ギャランティ株式会社（以下、当社）は、株式会社ストライクとの間で業務提携契約を締結したことを発表した。この提携により、税理士や公認会計士と連携した「税理士・会計士ネットワーク」を確立し、企業向けのサービスの提供を強化する。

業務提携の目的

この提携の目的は、中期経営計画「Accelerate2028」における「マーケティング強化」を実現し、新たな販路を開拓することだ。当社は、すでに金融機関を中心としたネットワークを築いており、これにストライクが持つ155の金融機関や専門家ネットワークを統合することで、より幅広い顧客層にサービスを展開できるようになる。これにより、今までリーチできなかった企業層へのアプローチが可能となり、業績の向上が期待できる。

提供するサービスの概要

今回の業務提携を通じて紹介されるのは、以下の2つのサービスだ。

eG保証サービス

このサービスは、当社と保証契約を結んだ企業が商取引で発生した債権の未回収に対して、設定した支払限度額の範囲内で保証金を支払うもの。これにより、企業は取引先のリスクを恐れずに商取引を行うことができる。

eG Collect / eG Pay

このサービスでは、企業間の取引における請求書の発行や入金管理、代金回収を当社が代行する。顧客は、取引先への請求情報を当社に提供するだけで、業務の一連の流れをアウトソースできる。加えて、取引先からの入金が遅れた場合には、当社が代わりに代金を支払うため、未回収リスクを回避できる。

株式会社ストライクの紹介

株式会社ストライクは、M＆A仲介を主な事業として1997年に設立され、東京都千代田区に本社を置く。全国的に有名な専門家ネットワークを持ち、企業の財務や税務のサポートを行っている。資本金は82億3,740万円で、東京証券取引所のプライム市場に上場している。

イー・ギャランティの展望

当社は2000年の設立以来、「Innovation in finance」というミッションのもと、信用リスクの市場として成長を続けてきた。年間で約30万社の企業を審査し、保証残高は2兆3,000億円を超える。今後も、ビッグデータを利用した動的な企業審査を行い、新しい金融サービスの提供を進める方針だ。