声優・斉藤壮馬が贈る!子どもたちに伝えたい「本」と「読み方」
学研キッズネットと博報堂教育財団のコラボにより、4月1日からスタートした「読書推せん文リレー」企画で、声優・アーティストの斉藤壮馬さんが第5回のゲストとして参加。彼の読書にまつわるエピソードや、おすすめの本を紹介します。
読書推せん文リレーの概要
「読書推せん文」とは、子どもたちにおすすめしたい本の魅力を伝えるための短い文章で、「何が魅力的で、誰に伝えたいか」を表現します。このリレー企画では、著名なゲストが自分の気に入っている本を紹介し、本の楽しさを次々と子どもたちへと伝えていきます。
第1回のゲストには俳優・作家の松井玲奈さん、続いて第3回にはお笑い芸人の小島よしおさんが登場しました。多様な分野から集まった著名人と、「探Qキッズ」と呼ばれる小学生たちが一緒になって本を薦め合うユニークな取り組みです。
斉藤壮馬の幼少期と本との出会い
第5回のゲスト、斉藤壮馬さんは自身が声優を志すきっかけとなった読書体験を公開。彼は物語の力を信じており、幼少期から数多くの本に触れることで創造力を育んできたそうです。この時間の中で得た至福の瞬間は、今でも彼の創作活動に影響を与えているといいます。
特に印象に残っている作品を通じて、彼は他者との想像力を共有することの楽しさを強調しています。そんな彼の推薦する本がどのようにして子どもたちに届くのか、注目されています。
斉藤壮馬が選ぶおすすめ本
今回、斉藤さんが小学生の女の子からのリクエストに応じて贈った物語は「クレヨン王国の十二か月」です。この本は色をテーマにした美しい物語で、斉藤さんも自らの好きな色である灰色にまつわる創作を披露しました。自身の感性を活かした物語作りが、彼の魅力の一つです。
さらに、小学6年生の山下俊樹さんには「身近な幸せに気づける本」をテーマに選んだ作品を紹介しています。彼の幅広い関心を受け、斉藤さんは日本の歴史や文化について知識を深めてほしいと願っています。
読書推せん文コンクールも同時開催
「読書推せん文リレー」に合わせて、読書推せん文を募る「読書推せん文コンクール」も開催中です。小中学生が自分のお気に入りの本を推薦する活動で、多くの若い読者の参加が期待されています。過去の入賞作品の展示や、推せん文のテーマ別検索も行っており、読書普及の良い機会となっていると言えるでしょう。
学研キッズネットの役割
学研キッズネットは、子ども向けのオンライン教育コンテンツを提供するポータルサイトで、親子で楽しむ学びの場としても機能しています。多様なコンテンツが揃い、科学から文学、創造活動まで、子どもたちの興味を広げる支援を行っています。これからの世代を支える「学びの場」として、ますます注目されています。
この「読書推せん文リレー」が、未来の声優や作家を目指す若者たちのインスピレーションとなることを期待しています。読書を通じて、彼らの想像力がさらに豊かになることを願ってやみません。