武蔵野美術大学で開催されるデジタルペインティング展とトークイベント

武蔵野美術大学のデジタルペインティング展

東京都小平市に位置する武蔵野美術大学が、キャリアセンター主催のデジタルペイントによるコンセプトアートコンクールの結果を発表し、入選作品展を開催します。この展覧会は「架空の世界を描く」というテーマで、2025年5月2日から13日までの期間に、鷹の台キャンパスで行われます。その間、学生たちが創り上げたデジタルアートの数々が公開され、一般の方も入場無料で楽しむことができます。

コンクールの目的と意義

このコンクールは、学生のクリエイティブな思考を育成し、進路選択の一助になることを目的としています。近年、美術大学に通う学生たちの間でゲーム業界への関心が高まっています。そのため、専攻を問わず様々な学科の学生が参加し、絵画やデザイン、映像制作などのスキルを生かして挑んでいます。

今回のコンクールでは、厳選された23作品が展示されます。出品者は、各学科の学生であり、彼らの作品を通じて、その独自の視点や技術が表現されます。展示作品は、ゲームや映画、アニメーションなどの架空の世界観や雰囲気を伝えるものばかりです。

進学トークイベント「ゲーム×ムサビ×ビジネス」

さらに、5月11日には中高校生を対象にした進学トークイベントも予定されています。「ゲーム×ムサビ×ビジネス」では、美術大学の教育がどのようにゲーム業界と結びつくかをテーマに、教員や業界内定学生が登壇し、リアルな体験を語る機会が設けられています。このトークイベントは参加者にとって将来のキャリアを考える上で貴重なサポートとなるでしょう。

Cygames背景美術展も同時開催

また、同会期中には株式会社Cygamesによる「Cygames 背景美術展 2024-2025」が同キャンパスで行われる予定です。この展覧会は、ゲームやアニメにおける背景美術の魅力を深く理解する良い機会となるでしょう。複数の展示が同時に行われるため、訪れた方はそれぞれの作品やビジュアルアートの奥深さに触れることができます。