アイケイグループ、女性活躍推進の証「えるぼし」3つ星を取得

愛知県名古屋市に本社を構える株式会社アイケイは、厚生労働省が認定する女性活躍推進企業制度「えるぼし」において、最高評価の3つ星を獲得したと発表しました。この認定は、女性が働きやすい環境を実現するための取り組みが評価された結果であり、アイケイグループの理念を体現しています。

えるぼし認定とは

「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づき、優良な企業に対して厚生労働省が与える認定制度です。この制度では、採用、継続的な雇用、労働時間、管理職比率、多様なキャリアコースといった5つの項目が評価され、これら全てを満たす企業には最高位の3つ星が授与されます。アイケイグループは、この5項目をすべてクリアし、3つ星認定を受けることができました。

女性が活躍する職場づくり

アイケイグループでは、従業員の約7割が女性という環境を活かし、女性の活躍を推進するために様々なプロジェクトを展開しています。特に注目なのは、2023年に開始された『ワーキングウーマンプロジェクト（WWP）』です。このプロジェクトは、女性社員が自らの意見を反映させることを目的としており、具体的な活動としては、お金に関する勉強会の開催や、会議の時間見直し、育児短時間勤務の時間選択制度の導入などが行われています。

多様な働き方の実現

「えるぼし」認定取得の背景には、アイケイグループが従業員一人ひとりに寄り添った支援を行ってきたことがあります。採用や昇進においては男女の平等を重視し、女性の管理職採用率が25.0％に達しています。また、出産や育児に対するサポートも手厚く、産休・育休後の復職率は過去12年間、100％を誇っています。さらに、フリータイム制度や、自分のライフスタイルに応じて働く時間を選べる制度など、柔軟な就業形態を整備しています。

今後の展望

今回の3つ星認定はアイケイグループにとって重要な成果ですが、同社はこれをゴールと考えていません。「えるぼし」認定を取得したことを新たな出発点とし、引き続き全ての社員が活躍できる企業文化を作り上げることを目指しています。今後も多様性を重視し、より良い職場環境の整備に努めることを約束しています。

企業概要

株式会社アイケイは、化粧品や生活雑貨、食品などの製造と販売を一貫して行うマーケティングメーカーであり、顧客のニーズに応じた商品開発を行っています。設立は2022年7月ですが、親会社である株式会社IKホールディングスは1982年に設立され、長い歴史を誇ります。今後も女性の活躍を支援し、より良い職場環境の観点からの取り組みを強化していく予定です。