大阪関西国際芸術祭の一環として行われるビジネスコンテスト『StARTs UPs』の開催が迫っています。このコンテストは、文化芸術余暇産業の発展を目的とし、横断的に社会課題を解決する新たなビジネスモデルを模索する場として設けられました。応募の締切は2025年3月31日とまだ時間があるため、多くの企業や個人の参加が期待されています。
今年の注目ポイントは、審査員陣の豪華さです。株式会社スマイルズの代表であり、The Chain MuseumのCEOでもある遠山正道氏、さらにはGoogleベンチャーキャピタルの事業開発統括責任者の堂田丈明氏が参画します。これにより、参加者には企業戦略やビジネスの発展に向けた貴重なアドバイスが受けられる機会が提供されます。
遠山氏の見解
遠山氏は、AIやロボットがあふれる時代において、創造性や表現が重要であると強調。彼にとって、クリエイティブな表現がビジネスと重なることで、真の価値が生まれると考えています。自身が選ぶ表現が生活の一部となり、その第一歩を記録したいという思いを語っています。
堂田氏の期待
堂田氏は、大阪・関西万博が近づく中で、クリエイティブな才能が開花する時期を迎えつつあるとし、『StARTs UPs』を通じて新しいビジネスが生まれることを期待しています。彼は、アートから社会問題解決を目指す挑戦者たちを応援し、未来を彩る新しいアイデアが集まることを願っています。
韓国スタートアップとの連携
さらに、このビジネスコンテストでは、韓国のスタートアップ企業とも連携を開始しました。Creww Koreaと協力し、韓国からのエントリーを受け付けることにより、国際的な視野を持つ新たなビジネスが生まれることを目指しています。韓国のスタートアップエコシステムとの強固なパートナーシップを築くことで、参加者には多様な視点やヒントが得られるでしょう。そのCEOである崔圭植氏もメンターとして関与し、出場者に対し具体的なアドバイスを提供します。
開催に向けた詳細
このビジネスコンテストは、すでに多国籍なスタートアップや投資家が集まることで、多様なアイデアが生まれる財産的な場となるでしょう。大阪府大阪市にあるグランキューブ大阪で、2025年7月23日に開催される予定です。また、参加対象には文化、芸術、エンタメ業界の企業が含まれ、新たなビジネスモデルの開発や雇用創出を目的としています。
各賞の詳細については後日発表される予定ですが、最優秀賞やスポンサー賞などが設けられるようです。正式な応募は、2025年2月13日に開始され、応募期間は3月31日までとなっています。興味のある方は、ぜひ早めにエントリーしてください。応募方法は公式サイトから確認できます:https://osaka-kansai.art/pages/starts-ups .
『StARTs UPs』においては、革新的なアイデアを持った挑戦者を大募集しています。この機会に、新たなビジネスを一緒に創造し、社会にインパクトを与える挑戦に踏み出しましょう。