日越のビジネスを繋ぐ新たな架け橋、ホーチミンでのM&Aマッチングイベント
2023年、ベトナム・ホーチミンで開催されたM&Aマッチングイベントは、日越企業が互いに新たなビジネスチャンスを模索するための重要な機会となりました。主催は、Sihub、VIH、SiteCatcherの3社で、参加企業は日本とベトナムの両国から数十社が集まりました。
今回のイベントは、昨年に続くホーチミンでの開催ということもあり、日越のビジネス交流を一層深化させるための意義あるステップとして、多くの人々に期待されています。前回はハノイでの開催でしたが、ベトナム全土での連続した地元イベントとして、これは大変喜ばしいことです。
イベントは、Sihubやベトナムの政府関連機関であるVietnam Innovation Hubからの挨拶で幕を開け、新たなビジネスモデルや連携を模索するための場としての意義が強調されました。続いて、主催者によるM&Aマッチングプラットフォームの紹介が行われ、国境を越えた協業への期待が高まりました。
日本企業によるプレゼンテーション
日本企業数社がピッチを行い、自社の事業内容に加え、ベトナム企業とのコラボレーションの可能性を説明しました。特に「求めるパートナー」や「投資テーマ」を明確に示すことで、ベトナム企業側がどの企業と話をすべきかの指針が一目瞭然となりました。参加した日本企業は、自社の強みをアピールし、具体的な連携のビジョンを描くことに努めました。
ベトナム企業の熱意溢れる発表
後半はベトナムの企業が続々と登壇しました。Tien Phong CDS、CTW、CHECKEE、Gostream、Felixなど多彩な企業が、自らの強力な事業内容やパートナーシップの必要性を熱心に語りました。IT、EC、物流、マーケティングなど様々な分野からの参加により、日本企業にとっても新たなビジネスモデルの可能性が広がる内容となりました。
個別交流の重要性
イベントの締めくくりとして、各日本企業が個別ブースを設け、ベトナム企業との直接交流が行われました。明確な目的を持って訪れることで、名刺交換や具体的な課題の相談が実施され、その場での協業アイデアの検討が行われました。参加者からは「ターゲットを絞った話ができて非常に有意義だった」「短時間で複数の有望企業と交流できた」といった高評価が寄せられ、次回の開催への期待も高まりました。
次のステップへの確信
このイベントで構築された人間関係が、今後の成長に繋がると確信しています。日越間のビジネスを繋ぐ架け橋として、私たちは引き続き貴重な機会を提供し続けることをお約束します。今後も多くの企業が国境を越えて連携し、国際的なビジネスの発展に貢献できることを期待しています。