水産資源学習ゲーム「SUSHIQUEST」登場
株式会社FOOD & LIFE COMPANIESの子会社、あきんどスシローが手掛ける「スシロー未来型万博店」で、水産資源の持続可能性をテーマにした水産学習ゲーム「SUSHIQUEST」が公開されました。このゲームは、2025年に開催される大阪・関西万博の一環として、全ての訪問者に水産業に関する知識を楽しく学べる機会を提供します。
ゲームの概要
「SUSHIQUEST」は、プレイヤーが「養殖」「機械」「研究」という3つの国の勇者となり、水産業が抱える現代の課題をクイズ形式で解決していくロールプレイングゲームです。プレイヤーは、気候変動や漁業従事者の高齢化といった問題を題材に、様々な技術や研究を駆使しながら未来に向けた解決策を模索します。ゲーム内での体験を通じて、持続可能な水産資源についての理解が深まります。
また、ゲームは1980年代を意識した8ビットのレトロなデザインも大きな面白さの一つです。クイズに正解すると、詳しい解説が表示され、プレイヤーは水産資源の課題やその解決に向けた取り組みを学ぶことができます。
ゲームの遊び方
お客様が座ってから約20分後、ゲームは自動的に起動します。また、デジローの回転レーンにあるゲームのPOPをタッチすることで、任意に開始することも可能です。ゲームプレイの所要時間は約3~5分です。さらに、店舗内の二次元コードを読み込むことで、スマートフォンでも楽しむことができます。
過去のゲームとの違い
「SUSHIQUEST」は「ウニキャッチゲーム」とは異なります。ウニキャッチゲームは、参加者全員でウニを捕まえる競争を楽しむもので、楽しみながら海洋環境について学ぶ要素を盛り込んでいました。スシローの未来型万博店では、他にもこうした楽しさを伴いながら教育的な要素を持ったゲームを展開しています。
未来型万博店のメニューと理念
未来型万博店で提供される全ての食材は、天然資源に依存しない養殖のものに限定されています。「あしたのサカナ」シリーズとして陸上養殖や先端技術を用いた商品を展開しており、養殖の重要性を強調しています。また、最近追加された商品には、地球温暖化に耐える水産物も含まれています。
「まわるすしは、つづくすしへ。ーすし屋の未来 2050ー」というコンセプトの下、F&LCは持続可能な水産資源を実現するために、様々な技術の導入と企業との提携を図っています。店舗体験を通じて、訪れる人々と一緒にサステナブルな未来を考える場を提供します。
まとめ
「スシロー未来型万博店」は、ただ美味しいお寿司を提供するだけでなく、未来のために水産資源を考えるきっかけを提供する場所です。ぜひ、訪れてこの楽しさと学びの体験を味わってみてください!
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