水ingが提供する留学生向け講義
2025年5月21日、東京科学大学にて水ing株式会社が留学生を対象にした講義を実施しました。この講義は、留学生が日本でのインターンシップや就職を考える中で、必要な知識やスキルを習得するための貴重な機会として位置づけられています。
背景と講義のテーマ
東京科学大学(東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により2024年設立)では、留学生が日本の会社や産業に関する理解を深めるための多様な講師陣が集まります。今年も米国の大手IT企業やエネルギー関連企業、さらに大手メーカーを含む7~8社が参加し、幅広い視点からの学びを提供しました。
水ingの講義タイトルは「Water business in Japan」。このテーマのもと、当社が日本の水インフラ産業において重要な役割を果たしていることを伝えることを目的としています。水ビジネスに関する知識を深めることが、留学生の未来のキャリアにどのように寄与するかを考えるきっかけとなることを期待しています。
講義当日の様子
当日は東京科学大学の修士課程に在籍する留学生たちが20名以上参加し、当社からは同大学の卒業生である2名の社員が講師を務めました。講義では、以下のトピックスについて詳しく説明が行われました:
- - 世界の水問題
- - 日本の水ビジネスの現状
- - プラントエンジニアリング
- - 官民連携の重要性
- - 当社グループの事業内容
また、留学生が日本での就職活動を行う上でのポイントや求められるスキルについても具体的な指導がなされました。講義後の質疑応答セッションでは、参加者から活発な質問が寄せられました。特に日本企業が求める人材像や、能登半島地震における復旧作業の具体例に関する質問があり、参加学生たちが関心を持っているテーマであることが伺えました。
水ingグループの教育への貢献
水ingグループは教育への貢献を重要視しており、次世代を担う子供たちや学生たちの育成に積極的に関わっています。ここでは、小学生から大学生まで幅広い対象を持ち、様々な形式で教育のサポートを行っています。
最近、産業競争力の低下や理工系人材の不足が社会的な課題になっている中、民間企業が教育機関に対して直接的な学びの機会を提供することが求められています。この流れの中で、水ingグループはその専門性を活かし、教育の現場で実践的な知識の提供に寄与しています。水処理事業を通じて、次世代のキャリア形成に貢献できるよう努めています。
参考リンク
水ing(読み:すいんぐ)は「生命の源である水を通じて社会に貢献し続ける」という理念のもと、水処理施設の設計から運営、維持管理までを一手に担う企業です。地域の水環境を安全に保つことを目指し、循環型社会の実現へ向けて邁進しています。