大豊工業がCBASE360°を導入した背景
株式会社シーベースが提供する360度フィードバックサービス「CBASE360°」は、多くの企業で導入され、その効果を発揮しています。特に、自動車部品メーカーである大豊工業株式会社では、OJT中心の従来の育成手法から脱却し、管理職育成及び組織活性化に向けた新たなアプローチを求めました。
大豊工業は、トライボロジー技術を基盤にしており、エンジン部品や電動化製品を扱っています。しかし、OJTが主な教育手法であったため、数年にわたり内容が更新されず、組織全体に停滞感が漂っていました。さらに、上司が部下の成長を支援することや、部下の意見が上司に伝わらないという風土が常態化しており、コミュニケーションの不足が深刻な問題となっていました。
このような課題を解決するため、大豊工業は2019年から従来の育成方法を見直し、リーダーの育成プログラムを再構築することを決意しました。まず、マネジメントスタイルを改革し、相手から答えを引き出すコーチングの技術を取り入れる必要があると判断しました。従来の「答えを与える」スタイルを見直し、「心に寄り添うマネジメント」へとシフトしたのです。
CBASE360°導入による変革
この新しいマネジメントスタイルの実現に向けて、大豊工業は「CBASE360°」を導入しました。これにより、各管理職が「人・仕組み・風土」の3つの視点から職場を管理することができるようになります。結果として「強い職場」を構築し、会社のビジョンを実現するための基盤を整えているのです。
導入後、最も顕著な変化として現れたのは、社内で「360度フィードバック」という共通の言語が形成されたことです。それによりディスカッションが活性化され、部署間の壁がなくなり、具体的な課題について議論できる基盤が整いました。従来、支障となっていたコミュニケーションの問題が解消されつつあります。
フィードバックがもたらす気づき
また、フィードバックを通じて、従業員自らが「うすうす気づいていたこと」を確認できるだけでなく、全く意識していなかった強みや弱みを自覚する機会ともなります。ポジティブな意見やネガティブな意見が第三者の視点から言語化され、信頼感と納得感が生まれています。このマインドシフトにより、多くの管理職は自発的な行動変容へとつながっているとのことです。
次のステップと今後の展望
大豊工業では、今後も「CBASE360°」の分析結果を基にしたアクションプランのフォローアップを強化し、フィードバックをより有効に活用する方針です。また、人材マップの機能を用いて、どんな人物が社内に存在するのかを可視化し、適切な人事施策を検討していく考えも示されています。
さらには、ハラスメント解析の導入にも意欲を示しており、発生頻度の高い問題の予防と改善を目指して、教育プログラムの強化に努めます。シーベースはこのような取り組みを通じて、大豊工業の成長と発展をバックアップし、さらなる人材育成と組織活性化を目指していくと述べています。
参考リンク
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