FC東京人流計測
2025-02-26 14:29:13

FC東京での人流計測実証:3D-LiDAR『ナガレミル』の取り組み

FC東京での人流計測と『ナガレミル』の実力



日本のスポーツ文化のハブとして知られる国立競技場。ここで行われる試合は数多くのファンを集め、盛り上がりを見せています。しかし、試合後の混雑は多くの観客にとってストレスの一因。そんな課題に立ち向かうため、岡谷エレクトロニクス株式会社が開発した3D-LiDAR人流計測システム『ナガレミル』が採用され、実証事例として注目されています。

実施の背景と目的



FC東京が運営する国立競技場で行われた実証実験は、2022年から始まり、これまでに2試合ずつ、合計4試合が実施されました。試合後の混雑や帰宅のタイムロスが、観客の満足度に影響を与えることが課題として浮上。どの駅にどれだけの観客が向かっているのかを把握することが改善への第一歩とされ、具体的なデータ収集が求められていました。

ナガレミルの導入と実施内容



実施にあたっては、国立競技場の各ゲート上に3D-LiDARセンサーを設置し、人流を観測しました。計測は、対象エリアを13:00から22:00まで行い、特に試合開始時間の19:00から21:00にフォーカスしました。千駄ヶ谷駅、信濃町駅、国立競技場駅、外苑前駅の4つの方向に向かう観客の流れを把握することを目的としました。

データ収集の結果



データ収集が終わり、初めて得られた具体的な数値をFC東京側も確認。この実施結果によると、信濃町方面への流れが予想以上に多いことがわかりましたが、外苑前駅を利用する来場者は少なく、国立競技場や千駄ヶ谷駅に向かう観客の動きは概ね想定通りだったそうです。このデータを基に、観客の動線についてより具体的な対策が考えられました。

3D-LiDAR『ナガレミル』の特長



『ナガレミル』は、3D-LiDAR技術を用いて、歩行者や車両の数、方向、速度など多角的にデータを捉えることができます。360°の範囲を瞬時にスキャンし、個別の情報に触れずに記録ができる特性を持つため、プライバシーへの配慮が求められる現代社会でも利用可能です。この技術の利用により、一度の計測で広範囲の観客動線を解析することができ、煩雑な作業を減少させつつ高精度を担保することが可能です。

視覚的なデータとその重要性



FC東京の関係者は、初めて実施結果を目にしたときに、その精度と明確さに感動を覚えたとのことです。特に、単なる人数をカウントするだけでなく、どの方向から人が集まるのかを視覚的に捉えることができる点が魅力です。このような情報を基に、今後の試合運営やお客様へのサービス向上に役立てていく考えが示されました。

今後の展望



岡谷エレクトロニクスでは、現在の実証事例を踏まえ、今後さらに多くのスポーツイベントや公共の場での利用を進めていく予定です。『ナガレミル』の技術を活用し、未来のスポーツ体験を刷新する新たなソリューションを模索していきます。これにより、観客が快適に過ごせる環境作りを目指し、混雑の緩和、ホスピタリティの向上に取り組んでいく姿勢が見て取れます。


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会社情報

会社名
岡谷エレクトロニクス株式会社
住所
電話番号

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