京都外国語大学が国際会議に通訳ボランティアを派遣
京都外国語大学(本校、学長:小野隆啓)は、2025年6月22日から28日まで香川県高松市で開催されるISO/TC 37年次総会に、学生通訳ボランティアを6名派遣することを発表しました。この会議は、言語および専門用語に関する国際標準化を目的とした重要なイベントであり、世界38カ国から集まる専門家や代表者が意見を交換します。
派遣される学生たちの役割
共に高松市での会議を支える学生たちは、ISO/TC 37日本国内審議委員会の要請を受け、各国の代表者の受付や会場案内、ランチ会場の案内を行います。また、レセプションでの通訳やエクスカーション(遠足)での通訳業務を担当することになります。使用言語は主に英語ですが、その他の言語も活用する機会があるため、幅広い言語能力が求められます。
研修プログラム
通訳ボランティアとして選ばれた6名は、事前に専門的な通訳業務に関する研修を受けます。研修は合計で3回行われ、内容は逐次通訳、会場案内に必要な知識やスキルの習得、専門用語の対応、異文化コミュニケーションなど多岐にわたります。これらの研修を通じて、ボランティアは高松市の魅力を海外からの参加者に伝えるアンバサダーとしても活動します。
ISO/TC 37年次総会とは
ISO/TC 37年次総会は、言語および専門用語の国際標準化を推進することを目的としており、日本で開催されるのは2015年以来10年ぶりとなります。会期中は、5つの分科委員会や数多くのワーキンググループが設置され、専門家たちによるさまざまな議論が交わされます。
学生たちの成長と国際貢献
京都外国語大学は、学生の国際的な対応能力を養うことに寄与することを目的としており、将来の国際社会に貢献できる人材を育成する取り組みを進めています。今回の派遣を通じて、学生たちは実践的な国際コミュニケーション能力を高めると同時に、国際会議における貴重な経験を得ることができます。
まとめ
京都外国語大学の通訳ボランティア派遣は、学生にとって国際的な視野を広げる素晴らしい機会です。また、通訳業務を通じてさまざまなスキルを磨くことができ、将来にわたって役立つ貴重な経験となることでしょう。今回のISO/TC 37年次総会は、学生たちにとって重要な学びの場となることが期待されます。
開催概要
- - 期間:2025年6月22日(日)〜28日(土)
- - 場所:香川県高松市 サンポートホール
- - 主催:ISO/TC 37日本国内審議委員会
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