名古屋市で食育イノベーション大賞の受賞者が決定！未来への食育の取り組みとは

名古屋市で食育イノベーション大賞が開催されました

2023年1月18日、名古屋市芸術創造センターにて【食育イノベーション大賞】の表彰式が盛況のうちに行われました。本企画は、名古屋市内の食関連事業者、学校、団体から広く食育の実践に向けた優れた取り組みを募り、その認知を高めることを目的として開催されました。

名古屋市は、健全な食生活を実践するために食育を推進していますが、今回の大賞は食に無関心な人々にも食育が身近になるような環境を作り出すことを目的としています。昨年11月から行われた選考には、企業部門と一般・個人部門に分かれて多数の応募があり、名古屋市内の多様な取り組みが一堂に会しました。

受賞結果の概要

団体・企業部門

- 大賞: 株式会社魚又

- 取り組み内容: かまぼこ作り体験教室を通じて、魚食文化や地域の伝統食に対する関心を深める活動を行いました。
- 受賞者のコメント: 「名古屋かまぼこ」に触れる機会を広げ、食への興味を広めたいと語っています。

- 優秀賞: 愛知調理専門学校

- 取り組み内容: 子ども向けの簡単な料理教室を開催し、作る楽しさや食べる喜びを提供しています。

- 優秀賞: 株式会社サンゲツ

- 取り組み内容: 社員食堂で健康的な食事の提供を行っています。特にスマートミールとTABLE FOR TWOの取り組みが評価されました。

- 特別賞: カゴメ株式会社名古屋支店

- 取り組み内容: 社内の野菜摂取を促進する取り組みとして、野菜飲料の設置や「ベジチェック®」の活用がありました。

一般・個人部門

- 大賞: フードコーディネーター山本理江さん

- 取り組み内容: 健康・栄養に関する講座や地産地消をテーマにした料理教室を実施しています。家族全員の健康をサポートする活動に力を注いでいます。

- 優秀賞: みんなで未来をつくろ米プロジェクト

- 取り組み内容: 子供たちが農業体験を通じて、安心・安全な「食」への関心を育む活動を行っています。

まとめ

今回の食育イノベーション大賞の受賞者たちの取り組みは、地域の食文化や健康を促進するだけでなく、次世代に食への関心を育むための活動が何よりも重要であることを示しています。名古屋市では今後も食育に関するさまざまな取り組みを推進し、多くの市民が食と向き合う機会を提供していく方針です。皆さんもぜひ、自分の日々の食生活を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。