平和の折り鶴
2024-08-05 09:35:28

平和を願う心、りんどう色の折り鶴が広島へ届けられる

6月30日、兵庫県川西市役所には特別な訪問者がありました。今年の「折り鶴平和大使」に選ばれた、桜が丘小学校の斉藤和奏さん(11歳)と明峰中学校の藤田春風さん(14歳)が、越田謙治郎市長と対面しました。この日、彼らは市民の平和への願いが込められた折り鶴、約1万羽の中から500羽ずつを託されました。

彼らは8月5日、広島へ向けて出発し、平和記念式典に出席する予定です。この活動は市民が折り鶴を通じて平和を願うメッセージを全国に伝える大切な役割を担っています。彼らが広島の原爆の子の像に捧げる折り鶴は、川西市民の深い思いを象徴しています。

「折り鶴平和大使」の事業は平成16年から行われ、今回で19回目。毎年、市の花「りんどう」にちなんだ、りんどう色の折り鶴が市民の代表として広島に贈られています。これらの折り鶴は市内での「かわにし人権・平和展」などを通じて市民から寄せられたもの。無数の思いが詰まった折り鶴が大使によって届けられるのです。

今年も多くの応募があり、選考は4月下旬から6月19日まで行われました。最終的に選ばれた斉藤さんと藤田さんは、自らが受け取った平和の願いをしっかりと広めることを誓っています。越田市長は「広島での経験を生かし、帰ってから多くの人に伝えてほしい」と期待を寄せます。

斉藤さんは「唯一の被爆国である日本の私たちに、原爆の恐ろしさを発信する責任があると強く感じています」と述べ、藤田さんは「戦争の恐ろしさを次世代にしっかり語り継ぎたい」とその責任感を語りました。

彼らの誓いを背に、折り鶴はただの紙の作品ではなく、平和の願いを伝える重要なメッセージとして、多くの人々の心に響くことでしょう。彼らの活動を通じて、川西市民の平和への願いが広がり、未来へと引き継がれていくことを願っています。


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会社情報

会社名
川西市
住所
川西市中央町12-1
電話番号
072-740-1111

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