シネ・リーブル池袋でのNTLiveの展示
ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)のアンコール上映が、東京のシネ・リーブル池袋で行われることが発表されました。今年の12月6日(金)から12月26日(木)まで、特に選りすぐった6作品がスクリーンに登場します。今回の上映は、英劇の最高峰を感じられる貴重な機会です。
上映作品の紹介
1. 『ワーニャ』
今年度のオリヴィエ賞を受賞した話題作。人気実力派俳優アンドリュー・スコットが八役を演じる、過去の名作を現代に蘇らせる作品です。物語は、ワーニャ伯父が家族の財産管理に明け暮れるも、その切実な思いが虚無に消えていく様子を描いています。
2. 『ディア・イングランド』
イングランドのサッカーの歴史とその苦悩を描いた感動作。ガレス・サウスゲート監督が代表チームを指導する中で、自らの過去を振り返り、成長していく姿に感動必至です。
3. 『ハムレット』
ベネディクト・カンバーバッチが主人公を務めるシェイクスピアの名作。母親を毒殺した叔父への復讐という重厚なテーマを、女性演出家リンゼイ・ターナーが見事に昇華させています。
4. 『フランケンシュタイン』
若き鬼才ダニー・ボイルが監督し、カンバーバッチとジョニー・L・ミラーの二人が異なる解釈で怪物を演じるこの作品は、NTLive史上でも特に人気の高い舞台として評判です。
5. 『プレゼント・ラフター』
スター俳優の生活が一変する瞬間を描いたコメディ。アンドリュー・スコットが主演を務め、現代の名声や孤独をテーマにした作品として、観客を惹きつけます。
6. 『フリーバッグ』
フィービー・ウォーラー=ブリッジが主演・作詞・演出を手がけたこの作品は、現代の若者が直面するさまざまな問題をユーモアを交えて描いており、観る者の心に響くものがあります。
特別トークイベントのお知らせ
さらに、11月30日(土)には鹿児島のガーデンズシネマで上映される『プライマ・フェイシィ』の終了後に、映像翻訳家の柏木しょう子さんがオンラインで登壇するトークイベントが開催されます。この機会に、作中の法廷ドラマと性被害事件に対する深い理解を深められる絶好のチャンスです。
チケット情報
鑑賞料金は一般3000円、学生2500円(要学生証)、障害者2500円です。各作品の詳細な上映時間は、シネ・リーブル池袋の公式サイトでご確認ください。
結び
シネ・リーブル池袋でのナショナル・シアター・ライブは、イギリスの文化を身近に感じることができる貴重な機会です。ぜひこの機会に、名作たちのエネルギーを体感しにお越しください。