Notionが提供する新しい自律型AI「カスタムエージェント」
2026年2月24日、米国サンフランシスコを拠点とするNotion Labs Inc.が、自社のコラボレーションソフトウェア「Notion」に新たに自律型AIのカテゴリーである「カスタムエージェント」を追加しました。この画期的な機能は、Notionのコネクテッドワークスペース内に組み込まれ、自動的にスケジュールやトリガーに従って業務を実行することを可能にします。
カスタムエージェントの特長と機能
「カスタムエージェント」は、定期的に発生する業務を効率よく処理できるように設計されています。具体的には、ユーザーが事前に業務内容を記載し、トリガーまたはスケジュールを設定することで、ユーザーが作業を行っていないときでもエージェントが自動で業務を遂行します。エージェントはNotion内で活動するだけでなく、Slackやメール、カレンダーなどの外部ツールとも連携し、既存のナレッジを活用して動作します。
可能になる具体的なメリット
1.
繰り返し寄せられる質問への即時回答
エージェントは、連携しているツールの情報をもとに、同一の問い合わせに迅速に対応することが可能です。これにより、ユーザーが負担となる情報の検索や対応の時間が大幅に短縮されます。
2.
タスクの自動管理
カスタムエージェントは、新たなタスクの管理を簡単にし、優先順位付けや担当者の割り当ても自動で行います。これにより、未処理のタスクや新規タスクの管理がストレスフリーになります。
3.
情報の収集と報告書の作成
報告書作成にかかる負担を軽減するため、進捗情報を収集し、自動的に指定のタイミングで報告書を作成するエージェントも搭載されています。
4.
簡単なエージェントの作成と共有
Notion AIを用いて、使いやすいエージェントをチームで簡単に作成し、共有することができます。
従量課金の料金体系
今回導入される「カスタムエージェント」は、Notionクレジットを用いて運用されるため、特定のビジネスプランおよびエンタープライズプランを契約しているユーザーに向けた従量課金型です。また、パブリックベータ版の提供期間中は、追加料金なしで利用可能です。クレジットは必要な分だけ購入でき、上限に近づくと管理者に通知が届く仕組みも整っています。
エンタープライズ向けの安全設計
カスタムエージェントは、企業のニーズに合わせた設計がなされており、透明性やセキュリティが重視されています。エージェントの実行履歴はすべてログに記録され、何がトリガーとなってどのようなアクションが実行されたかが追跡可能です。データプライバシーも守られており、顧客データを学習に利用することはありません。これにより、大企業を中心に多くのユーザーが信頼を寄せています。
結論
Notionの「カスタムエージェント」は、日常業務の効率化に不可欠なツールとなることでしょう。自律型AIの力を借りることで、業務のスピードアップと再現性の向上が期待できるため、チーム全体の生産性の向上にも寄与します。今後のビジネス環境において、自動化技術がどのように進化していくのか、注目が集まります。