イチニ株式会社が開催した「自治体向けビジネスピッチ2024」の模様
2024年7月20日、イチニ株式会社が初めて主催した「自治体向けビジネスピッチ2024」が開催されました。このイベントは、全国69人の首長が参加し、社会課題解決に向けた15社のプレゼンテーションが行われました。過去に例を見ない規模のこのピッチは、政治家へのサービス提供を行うイチニ株式会社の新しい取り組みとして注目を集めています。
このイベントには101社がエントリーし、2回の厳しい審査を経て選ばれた15社がファイナリストとして参加しました。首長たちはそれぞれの会社が提案するサービスや製品の魅力を直接聞くことができ、即座にビジネスに関する話し合いを進めたいとの意見も多く寄せられました。
イベントの目的とは?
「自治体向けビジネスピッチ2024」の目的は、地方自治体が抱える様々な社会課題を解決することです。特に、自治体に aた認知やアプローチが難しい企業が持つ、優れたサービスや製品を彼らのニーズに直接マッチングさせることを目指しています。イチニは強力なネットワークを駆使し、これらの協業を進める役割を果たすことが期待されています。
参加者の反応
ピッチを行った企業にも多くの手応えがあったようです。「こんなに多くの首長と一日で話せる機会はない」との声が上がり、次回のチャレンジを期待する参加者も見受けられました。更に、ピッチ対象となったサービスに対して真剣な質問が投げかけられる場面も多く、首長たちは協業に向けた具体的な関心を示しました。
当日の様子
イベントは、各企業が6分間のプレゼンテーションを行った後、希望する自治体との打ち合わせや質疑応答が行われました。質疑応答では、具体的なビジネス協業に向けた課題や実証実験に関する質問が交わされ、建設的な意見交換が行われました。ピッチが終わった後には懇親会が開かれ、首長や企業間で自由な意見交換が進められました。
評価と今後の展望
参加した首長の97%が「満足した」と回答するなど、非常に高い評価が得られました。「官民連携で日本のイノベーションを進めるためには非常に有意義なイベントだった」との意見や、「是非次回も開催してほしい」との期待が寄せられています。また、基調講演の内容も好評を得ており、多くの首長が職員に聞かせたいとの声もありました。
イチニ株式会社は、今後も自治体と企業との間に立ち、新たなビジネスアイデアを活用し社会課題の解決に導くことを目指しています。今後のイベント企画や運営に関しても、参加者からの貴重な意見を参考にしていくとのことです。
このように「自治体向けビジネスピッチ2024」は、多くの新しい試みが実を結ぶ場となりました。社会課題を解決するための次なる一歩が、今回のイベントから生まれることを期待しています。