KPMG Private Enterprise Global Tech Innovator Competition in Japan 2025
2023年7月15日、KPMGジャパンは「KPMG Private Enterprise Global Tech Innovator Competition in Japan 2025」においてピッチイベントを開催しました。このイベントは、今年11月にポルトガルのリスボンで行われる世界大会の日本代表を選出するもので、スタートアップ企業33社が参加しました。
最優秀賞を受賞したライノフラックス株式会社
審査員による厳正な協議の結果、ライノフラックス株式会社が最優秀賞を受賞し、2025年度の日本代表として選ばれました。ライノフラックスの革新的なビジョンや事業計画が高く評価されたことは、今後の成長に大いに期待が寄せられています。
各賞受賞者の発表
- - あずさ監査法人 インキュベーション賞:ENELL株式会社
- - Private Enterprise賞:サウンドウェーブイノベーション株式会社
- - 審査員特別賞:bitBiome株式会社
- - プレゼン優秀賞:フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社
- - KPMG Dream賞:株式会社メカノクロス
審査員と審査基準
今回のピッチコンペティションには、株式会社イノベーション・インテリジェンス研究所代表の幸田博人氏をはじめ、多数の専門家が審査員として参加しました。審査は、以下の6つの基準に基づいて行われました。
1.
破壊とイノベーション:競争優位性や業界内での差別化要因
2.
市場潜在力:マーケットサイズや新規市場の創出可能性
3.
顧客による採用:顧客ニーズへの適合性と成長性
4.
市場牽引力とマーケティング:顧客に響く戦略の有無
5.
長期的な潜在力:戦略の長期的視点
6.
ピッチの質:企業の強みがどれだけ伝わるか
これらの基準に基づいて、各企業のピッチが評価され、最終決定が下されました。
KPMG Private Enterprise Global Tech Innovator Competitionについて
このコンペティションは、英国で始まった会合から派生し、2021年にKPMGプライベートエンタープライズが正式に主催することになりました。現在までに5回目の開催となり、優勝企業はグローバルテックリーダーたちと集まる機会を得ることができます。
このコンペティションには、多国籍企業やスタートアップのグローバルな競争を促進する狙いがあり、ライノフラックスが日本を代表するにふさわしい企業として選出されました。
KPMGジャパンの紹介
KPMGジャパンは、監査、税務、アドバイザリーの3つの領域を持つプロフェッショナルファームから構成されています。各ファームは、クライアントが抱える経営課題に対して専門知識やスキルを生かして連携し、KPMGのグローバルネットワークも活用しています。
今回のイベントは、スタートアップの成長を促進し、革新を推進するための重要な一歩となりました。今後のライノフラックスをはじめとする日本のスタートアップの活躍に期待が寄せられます。