電気工事を遊びながら学べる新しいカードゲーム登場！

日東工業とポプラ社が共同開発した「電気工事カードゲーム」

電気工事業界や電気保安業界全体で深刻化している人材不足の問題に対処するために、日東工業株式会社と株式会社ポプラ社がタッグを組み、新たな試みとして"電気工事カードゲーム"を制作しました。このプロジェクトは、業界に対する認知度向上を促し、電気工事の魅力を広める一助になることが目指されています。

電気工事業界の現状

近年、電気工事士の不足は入職率の低下や業界の高齢化に起因しています。若い世代にとって、電気工事に対するイメージは薄く、業務内容がどのようなものであるかを理解していないことが多いため、なかなか興味を持ってもらえません。そこで、遊びを通じて知識を得ることができる新しいアプローチが必要とされています。

ゲームの概要

このカードゲームは、電気工事士をテーマにしています。プレイヤーは、工事をうまくこなして得点を獲得することを目指します。ゲームは2人から4人で楽しむことができ、対象年齢は10歳以上。1回のプレイ時間は約10～20分と、比較的短時間で盛り上がる内容となっています。

ゲームの内容物

- 工具タイル（32枚）: 工事に必要なアイテムが記載されています。
- 工事カード（40枚）: 実際の現場での様々なイベントが描かれています。
- ダイス（8個）: 作業を模擬するために使用します。
- 取扱説明書（カラー）: ルールの説明が記載されています。

ゲームの進行方法

1. すべてのプレイヤーに同じ色のダイスを2個配ります。
2. 工具タイルを色別に分けて、各プレイヤーに1セットずつ配布します。
3. 工事カードをシャッフルして中央に置き、各プレイヤーは1枚を自分の前に裏向きで置きます。

ゲームが開始すると「工事スタート！」の合図で、プレイヤーはカードに書かれた指示に従い、工具タイルを探したり、ダイスを振ったりして工事を進めます。もしアクシデントカードが出た場合は、全員で問題を解決する必要があります。工事カードがなくなった時点でゲームは終了し、獲得したカードの点数が最も多い人が勝者となります。