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11月10日は「エレベーターの日」

毎年、11月10日は「エレベーターの日」として認識されています。この日を機に、一般社団法人日本エレベーター協会は、エレベーターやエスカレーターの安全で安心な利用を促進するキャンペーンを全国的に展開しています。この活動は1979年に制定されたものであり、国土交通省の後援と、7つの昇降機関係団体からの協賛を受け実施されています。

今年のキャンペーンでは、エレベーター・エスカレーターの安全利用に関するアンケートを行っています。このアンケートに参加することで、抽選で図書カードが当たるチャンスがあります。最近の調査によると、エスカレーター上での歩行をやめるべきだと感じている人が86.9%を超えており、エスカレーターの利用者意識が高まっていることが伺えます。

エレベーターの日の歴史

1880年代には、日本最初の電動式エレベーターが東京の浅草に完成したことから、11月10日は特別な意味を持つ日となりました。このエレベーターは、12階建ての展望塔「凌雲閣」に設置され、その後のエレベーター技術の発展に寄与しました。現在では、日本国内で約76万台のエレベーターと約7万1千台のエスカレーターが稼働しており、これらの設備は高層ビルや公共交通機関に欠かせない存在となっています。

エスカレーター利用におけるマナー

最近の調査結果では、エスカレーター利用者の多くが歩行を避けるべきとの意識を持っています。また、実際に歩行してしまうことがあると答えた人も減少傾向にあることがわかります。これにより、エスカレーター利用時のマナー向上が進んでいると考えられています。

安全利用キャンペーンの内容

2021年度のキャンペーンでは、当協会のマスコットキャラクターであるベータくんとエスカちゃんが、エレベーターやエスカレーターを安全に利用するためのメッセージを発信しています。ポスターやステッカーは各地で掲示され、エレベーターの安全利用が広く認知されるよう努めています。実際に、全国19社局の鉄道車両等にもポスターが掲出される予定です。

参加方法とプレゼント

このキャンペーンに参加するには、当協会のホームページで行われるアンケートに回答することが必要です。抽選で50名様に1,000円分の図書カードがプレゼントされます。アンケートの実施期間は2021年11月1日から2022年1月15日までですので、ぜひこの機会に参加してください。

安全なエレベーター・エスカレーターの利用は、すべての人の安心につながります。「エレベーターの日」を通じて、より多くの人々が安全意識を持ち、快適に利用できるようにしていきましょう。

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