千葉県香取市と「おいくら」連携の背景
千葉県香取市(市長:伊藤友則)は、持続可能なリユース事業の実現に向けて、2026年7月29日から株式会社マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」との連携を開始します。この取り組みは、地域社会における課題解決に寄与することを目的としています。
リユース活動の必要性
香取市では、これまで子ども服のリユースや不要品の譲渡に関する情報提供など、SDGs達成へ向けた取り組みを行ってきました。最近、ゴミ処理費用の高騰や高齢化によって、捨てる必要のない品物が多く捨てられている現状を課題として認識していました。市民にリユース活動を広めるための新たな施策が待たれていました。
一方で、マーケットエンタープライズはリユース事業を展開し、「持続可能な社会を実現する最適化商社」のビジョンのもと、官民連携によるSDGsの取り組みを続けてきました。香取市の要望と同社のビジョンが重なり、「おいくら」を通じての連携が具体化したのです。
「おいくら」とは?
「おいくら」は、不要品を売りたい方が全国の加盟リユースショップに一括査定を依頼できるプラットフォームです。これまでに約168万人が利用しており、一度の依頼で複数の査定結果を比較できます。手軽にリユース品を売却できるところが特徴です。
香取市の現状と「おいくら」の貢献
香取市では、社用商品の回収を行っているものの、多くの市民からは「ごみステーションまで運ぶのが難しい」との声が寄せられています。この問題に対して、「おいくら」を利用すれば、自宅まで訪問し、不要品の運び出しをサポートする出張買取が可能になります。これは、大型品や重い物の売却において非常に助かるサービスです。
さらに、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品についても査定・買取が行われるため、まだ使えるものがある限り、無駄に捨てることがなくなります。
今後の取り組み
2026年7月29日、香取市のホームページに「おいくら」の情報が掲載され、市民は直接不要品の一括査定申し込みができるようになります。これにより、二次流通が活性化し、廃棄物の減少が期待されます。また、市民がリユースの手軽さを理解すると、廃棄品をリユースする選択肢が広がり、地域の循環型社会を形成する一助ともなるでしょう。
香取市について
香取市は、千葉県の北東部に位置し、茨城県と接しています。東京から約70キロ、成田空港からは約15キロ圏内で、交通の便も良好です。市内には美しい水田や歴史的な町並みが残っており、自然環境豊かな地域です。人口は68,084人(2026年7月1日現在)で、持続可能な社会づくりを進めています。
マーケットエンタープライズについて
マーケットエンタープライズは2006年に設立され、現在では様々なリユース関連事業を展開しています。「おいくら」によって、多くの自治体でリユース活動が行われており、香取市の取り組みが全国的なモデルケースとなることが期待されています。