新たな災害用浄水システム「AKRIAQUASTATION」
株式会社スリーエス(東京都中央区)が、災害時における避難所や防災拠点での生活用水や飲料水を確保するための可搬型システム「AKRIAQUASTATION(アークリーアクアステーション)」を2026年4月1日に発売します。この新しいシステムは、太陽光発電技術と蓄電機能を備え、停電時でも運用可能な設計となっており、災害時の衛生環境を維持することに寄与します。
災害における人の尊厳を考える
近年の災害対応では、単に命を守るだけでなく、避難生活においても人間の尊厳を保つことが重要視されています。この背景には、スフィア基準や内閣府の改定防災ガイドラインがあり、避難者の健康や環境の整備が求められています。スリーエスは、そうした要請に応えるべく「AKRIAQUASTATION」を展開します。
「AKRIAQUASTATION」の特長
本システムは、以下のような構成要素を持っています:
- - ハイスピード浄水装置:浄水能力があり、飲料水の確保が可能です。
- - 太陽光発電と蓄電機能:停電時でも使用できるため、信頼性があります。
- - 入浴設備:簡易的なシャワーや入浴ができ、避難生活を快適にします。
なお、浄水装置は、カートリッジ式のフィルターやサンドフィルターを使用しており、河川水や雨水を用いた水質浄化を行います。さらに、1分あたり13リットルの浄水能力を有し、身近な水源を利用できます。このシステムは、安全かつ衛生的な水を提供するため、必要に応じて水質浄化液も使用されます。
環境を考慮したデザイン
「AKRIAQUASTATION」には、プライバシーを配慮したシャワー環境が整備されています。簡単に設置できるシャワーテントが付属し、組み立て式の浴槽と合わせて、避難所でも安心して入浴できる環境が整います。これにより、避難者は身体を清潔に保ちながら、精神的な余裕も得られます。
未来を見据えた展開
この新システムは、自治体の指定避難所や防災拠点を初め、医療機関や学校、企業のBCP対策としても活用される予定です。また、展示会「自治体・公共Week」に出展し、実際に衛生環境整備の一環として活用できるイメージを提供します。
価格プランと仕様
- 組立式貯水タンク、ろ過装置「レインバスター2」、給湯器、シャワー、シャワータント、シャワーパン付き
- Aプランに浴槽、タープテント、追い焚きろ過装置が追加
これまでに、スリーエスの浄水装置は多くの施設に導入されており、今回の製品も幅広く利用されるでしょう。災害に立ち向かう新たな一手として、「AKRIAQUASTATION」が注目を集めています。