新時代の建築資材管理「matinno」登場
2023年、新たに登場した建築資材管理のSaaSプラットフォーム「matinno(マティーノ)」は、建築業界におけるサステナブルかつ循環型の素材利用を実現するための革新的なツールとして注目を集めています。このプラットフォームは、NewNorm Design株式会社(NND)が発表したもので、同社のCEOであり建築デザイナーのファラ・タライエ氏が2018年に着想を得てから数年の歳月をかけて開発されました。
matinn設計の背景
タライエ氏は建築の現場で多くの課題に直面し、それに対する解決策を模索してきました。建材の環境負荷を軽減するためには、適切な情報共有と資材の再利用が不可欠です。この考えをもとに、matinnoは素材メーカー、建築家、施工業者などを一つのプラットフォーム上に結集し、環境に優しい資材の選択肢を提供します。
具体的な機能
matinnoの特長は、素材の環境評価、検索、マッチング、そしてプロジェクト管理の機能を一括で提供できる点にあります。素材メーカーは、自社のサステナブルな資材をmatinno上に無料で掲載でき、その際には専用の環境評価が自動的に付与されるため、利用者が簡単に比較と選択を行えます。
また、建築家や設計者の方々は、必要な資材を容易に検索できるだけでなく、現場で発生した余剰資材のトラッキングや、他のプロジェクトへの再割り当てが可能です。これにより、余剰資材の無駄が削減され、CO2排出量の低減にも寄与します。加えて、プロジェクト管理機能を利用することで、必要なデータを簡単に取得し、サステナブルな評価のためのサポートを受けられます。
導入のメリット
SaaSプラットフォームとしての特性を生かし、matinnoは導入時のリードタイムや設備投資を大幅に削減します。料金システムはサブスクリプション方式で、プロジェクトの規模に応じた月額料金が発生します。また、サービス開始を記念して、すべてのユーザーには初回2週間のトライアルを無償で提供しており、実際のプロジェクトでその効果を肌で感じることができます。
資材の再利用への取り組み
matinnoの開発には、三井物産株式会社が推進する「三井物産共創基金」の助成が受けられました。このプログラムは社会課題解決を目指すもので、matinnoもその一部として資材のリユースとリサイクルに寄与する活動を行っています。
これにより、ゼネコンや設計会社、イベント会社など、様々な企業が一体となって持続可能な社会を築くためのプロジェクトに参加することができます。
まとめ
matinnoは、未来の建築資材選択に革命を起こす可能性を秘めています。「建築資材の選択が未来の社会構造を形成する」というタライエ氏の言葉に象徴されるように、持続可能な選択が当たり前の未来を目指しています。興味のある方は、ぜひmatinno公式サイトをチェックし、無料トライアルにご登録してみてください。