新日本製薬がアビスパ福岡とのコラボで乳がんへの理解を深めるイベント実施

新日本製薬、アビスパ福岡と共に乳がん啓発イベントを開催

新日本製薬は、2024年10月4日（金）に行われるアビスパ福岡の冠試合「PERFECT ONE DAY MATCH」で、乳がん啓発イベントを実施します。このイベントは、乳がん検診の重要性を広めることを目的としており、女性社員が多くを占める同社としての取り組みが反映されています。

乳がん検診の推進と啓発活動の意義

新日本製薬では、社員全体の8割を女性が占めていることから、健康診断の一環として乳がん検診を全員に義務付けており、検査費用は会社が負担しています。この取り組みを通じて、社員自身の健康維持はもちろん、家族やパートナー企業に対する啓発も積極的に行っています。

また、10月のピンクリボン運動月間に合わせて、社内外で様々な活動を展開しています。啓発活動を通じて、乳がんに対する理解を深め、早期発見につながることを目指しています。

アビスパ福岡冠試合での取り組み

アビスパ福岡との共同イベントでは、選手たちがピンクの腕章を着用して試合に臨むほか、スタジアム来場者には乳がん啓発のためのハンドバナーが配布されます。また、認定NPO法人ハッピーマンマと協力し、新日本製薬ブースでは乳がん検診に関する啓発パネルが展示されます。これにより、観客やファンとの対話を通じて、乳がん検診の重要性を広めることを目指します。

ピンクリボン社内施策の実施

新日本製薬は、2024年10月1日（火）から31日（木）まで、社内の啓発活動も展開します。オフィスはピンクにライトアップされ、乳がん検診の啓発パネルが展示されます。特に、10月19日の「ピンクの日」に向けては、社員による「ピンクカジュアルデー」や「ピンクランチデー」が開催され、社員の意識を高める取り組みを行います。

さらに、ピンクリボン特別募金を通じて集められた資金は、アビスパ福岡と新日本製薬のコラボ商品と引き換えられるという特典も用意されています。また、会社はCSR活動として、NPO法人へ乳がん検診啓発用パッケージを寄贈するなどの支援も続けています。

NPO法人ハッピーマンマとの連携

ハッピーマンマは、2003年に乳がんの早期発見と患者支援を目的に設立され、医療従事者やボランティアが協力して活動している団体です。2005年にはNPO法人に移行し、現在は福岡市を中心に活発な取り組みを行っています。新日本製薬とのコラボにより、さらなる啓発活動を実施できることを期待されています。

企業の取り組みと未来の展望

新日本製薬は、『美と健康の「新しい」で、笑顔あふれる毎日をつくる。』というパーパスを掲げ、社員だけでなく、その家族や社会全体の健康を考慮した活動を展開し続けています。乳がん啓発イベントや社内施策を通じて、女性の健康維持や早期発見に寄与することが期待されています。このような企業の取り組みが、乳がんに対する理解を深め、より多くの人々の健康につながることを願っています。