小城崇史写真展「TOKYO, Multi Layered City Vol.2 (Crossing)」開催記念
アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、小城崇史による写真展「TOKYO, Multi Layered City Vol.2 (Crossing)」が2025年6月12日から6月18日までの間、開催されます。この展覧会は、東京という都市の多層的な構造と、その中で描かれる人々の暮らしに焦点をあてています。
展覧会の背景と意図
小城氏は、東京の街を多様なレイヤーの積み重ねとして捉え、過去5年間、様々な視点からこの都市を観察してきました。鉄道駅を起点とした探索や、コロナ禍における人流の変化を基にしたアプローチから、東京のコアが不変であること、人と車の循環によって生まれる賑わいに辿り着きました。この展覧会は、そんな気づきをもとに、東京の路上交差点をテーマにしています。
徒歩や車で行き交う人々は、無意識に通過していく交差点の風景ですが、それがこの都市の魅力の一部であることを小城氏は探求しています。彼の作品を通じて、東京の「今」を感じ取り、その片隅にも宿る歴史や文化に思いを馳せていただきたいと思います。
展示作品の内容
展示される写真は、カラー作品30点で構成されています。それぞれの作品からは、東京が持つ独自の空気感や人々の営みが見えてきます。場所によって異なる表情を持つ交差点ですが、それは少しずつ変わりながらも、都市とともに息づいているのです。
作家プロフィール
小城崇史さんは1962年に東京で生まれ、写真家として活動してきました。1996年から国内外のスポーツシーンを中心に撮影し、2021年には東京オリンピック・パラリンピックのフォトマネージャーとしても活躍しました。現在は、スポーツ、古典芸能、シティスケープなど様々なジャンルで個展を行っています。公益社団法人日本写真家協会(JPS)や一般社団法人日本スポーツプレス協会(AJPS)のメンバーとしても活動しており、将来のカメラグランプリ特別選考委員も務めています。
展覧会情報とアクセス
この写真展は、アイデムフォトギャラリー「シリウス」で行われるため、ぜひ現地に足を運び、彼の作品と対峙してみてください。展示室の様子や作品については、シリウスブログでも随時紹介される予定ですので、合わせてチェックしてみてください。
- - 期間: 2025年6月12日(木)~6月18日(水)
- - 場所: アイデムフォトギャラリー「シリウス」
- - 公式サイト: シリウス公式サイト
- - お問い合わせ: アイデムフォトギャラリーシリウス事務局
TEL: 03‐3350‐1211
この機会に、都市の奥深さと、その中に生きる人々の姿を感じることができる貴重な体験をしてみてはいかがでしょうか。東京の新たな魅力を再発見するチャンスです。ぜひご参加ください。