有限会社リビングCG、『SketchUp』の正規販売を開始
2023年11月19日から、有限会社リビングCGがTrimble社の3Dモデリングソフト「SketchUp」の正規販売を開始しました。この取り組みにより、建設業界や製造業におけるBIM/CIMの活用がさらに進むことが期待されています。
3Dビジュアライゼーションの推進
リビングCGは2004年に創業し、これまでLumionやMatterport、FJD Trionなどのソリューションを通じて、「一人からでも始められる建設DX」を実現してきました。新たに取り扱いを始めたSketchUpは、建設だけでなく、インフラや製造業など幅広い分野での応用が可能です。
SketchUpの魅力
SketchUpが持つ特筆すべき特徴はその直感的な操作性にあります。「プッシュ/プル」などのシンプルなツールを使うことで、ユーザーは難しい技術を学ぶことなく、すぐにモデリングを始めることができます。世界中のユーザーから愛される理由の一つでもあります。さらに、数百万点の3Dモデルをダウンロードできる「3D Warehouse」や、カスタマイズが可能な「Extension Warehouse」により、様々な用途に適応できます。
最新バージョン「SketchUp 2026」のアップデート
2025年10月にリリースされた「SketchUp 2026」では、特にコラボレーション機能が強化されており、ユーザーはリアルタイムでの共同編集が可能になりました。また、現実の地形や建物を簡単に取り込む機能も追加され、ビジュアルの表現力も大幅に向上しています。
主な機能の強化
1.
コラボレーション機能の進化
- 共有・閲覧・コメントの効率化機能が搭載され、フィードバックを迅速に取得できます。設計の段階から円滑なコミュニケーションを促進します。
2.
リアルタイム協働機能の強化
- 変更が即時に反映されるビューア機能により、設計プロセスがスムーズになります。関係者全員での意見交換も容易になりました。
3.
敷地コンテキストの活用
- マップから周囲の建物や地形データを取り込む機能が強化され、デザインが現実に即したものになります。
4.
ビジュアル化の強化
- 新機能により、より洗練されたスタイル制御が可能になり、AIを活用したリアルなプロジェクトイメージの作成が実現しました。
現場から施工までの強力なサポート
リビングCGはMatterportによる3Dデータ取得やFJD Trionのスキャナを活用し、デジタルでのBIMモデル作成をサポートします。これにより、設計段階から現場での干渉チェックや出来形確認が可能になり、デジタルツールを最大限に活用したスムーズな施工プロセスが実現します。
このように、リビングCGの『SketchUp』は、建設業界でのDX推進において大きな役割を果たすでしょう。
詳細については、
リビングCGの公式サイトをご覧ください。