映画『敵』のBlu-rayが2025年8月に発売、豪華キャストと多くの賞を受賞

映画『敵』Blu-ray発売決定

2025年8月6日（水）、話題の映画『敵』がBlu-rayで登場します。本作は、著名な作家・筒井康隆の原作を基に、人気監督・吉田大八が手掛ける作品です。全編モノクロで描かれたこの映画は、観客に独特な美学と緊張感を与えるストーリー展開が話題となりました。

主演は長塚京三

本作では、12年ぶりに映画で主演を務める長塚京三が、主人公の渡辺儀助を演じています。儀助は77歳の大学教授であり、妻を亡くし一人暮らしをする姿が描かれています。他にも、教え子役を瀧内公美、大学生役を河合優実が演じ、妻役の黒沢あすかを始めとした豪華なキャスト陣が脇を固めています。彼らの演技が、この作品の魅力をさらに引き立てています。

数々の受賞歴

『敵』はその完成度の高さから、東京国際映画祭で3冠を獲得しました。特に東京グランプリと最優秀監督賞、最優秀男優賞を受賞したことは本作のクオリティを証明するものです。また、第18回アジア・フィルム・アワードでも多くの部門にノミネートされ、最優秀監督賞を受賞しました。

商品情報

発売されるBlu-rayは6,600円（税込）で、特典として本予告や30秒予告が収録されています。商品仕様は変更となる可能性があるとのことですが、ファン必見の内容になっています。

ストーリーの背景

『敵』の物語は、77歳の渡辺儀助が主人公です。彼は大学教授を辞職し、妻を失った後に一人暮らしを続けています。穏やかな日々を送り、時には教え子を招きディナーを振る舞う彼の日常は平和そのもの。しかし、ある日突然パソコンの画面に「敵がやって来る」という不穏なメッセージが映し出され、彼の世界は一変します。このメッセージは、これまでの穏やかな生活を脅かすもので、儀助の心に不安を呼び起こします。彼は果たしてこの敵にどう立ち向かうのか、そしてその先に待つ運命とは。一体何が彼を待ち受けているのか、興味は尽きません。