GX推進と海外企業誘致
2024-12-18 14:47:49

北海道で進化するGX推進と海外企業誘致の最新動向

北海道で進化するGX推進と海外企業誘致の最新動向



北海道は、持続可能なエネルギーソリューションへの移行を実現するため、グリーントランスフォーメーション(GX)の推進に積極的な姿勢を示しています。特に注目されるのが、ツナガル株式会社がアラブ首長国連邦の大手企業Kanoo Groupと共に実施した海外企業誘致のためのテクニカルビジットです。この取り組みは、北海道のビジネス環境を整備し、国内外の企業との新しい連携を構築するための重要な一歩となっています。

テクニカルビジットの目的と背景



ツナガル株式会社は、関西地方を本拠地とし、「人生を変える出会いをつくる」というビジョンのもと、ビジネスの拡大を目指しています。今回のテクニカルビジットは、札幌市の「金融・資産運用特区」や「国家戦略特区」に焦点を当て、海外企業誘致を促すことが狙いです。特に、再生可能エネルギーのポテンシャルが高い北海道は、世界的に求められるクリーンエネルギーの供給基盤として注目を集めており、「100年に一度のチャンス」を迎えています。

このビジネス戦略の一環として、新たに設立された「札幌海外企業受入ワンストップ窓口(STEP)」が機能しており、英語での支援を通じて、海外企業が北海道でのビジネスをスムーズに始められる環境を整えています。

Kanoo Groupの役割と期待



湾岸諸国の経済成長が著しい中で、Kanoo Groupの来道は、北海道における投資と協力の可能性を広げるための重要な契機となります。同グループは、農業やエネルギー分野に特化した投資を行っており、実際の視察を通じてビジネスシナジーを発掘し、特に農産品やエネルギーなどの分野での協業の可能性を探ることが期待されます。Kanoo Groupのビジネス開発責任者であるMahmood Mian氏は、長年にわたって同社の成長戦略に重要な役割を果たしてきたということで、彼の参加は特に意義深いものです。

視察行程について



テクニカルビジットは、11月9日から14日まで行われ、札幌市をはじめとする各所で多岐にわたる訪問が行われました。主な訪問先には、洋上風力施設や先端技術研究施設、フルーツ農場、札幌中央卸売市場などが含まれ、豊富な食文化や地元の産業を深く理解するための体験が用意されました。また、地域の有名シェフによる道産食品を使った料理を楽しむ機会も設けられました。

結果と今後の展望



今回のテクニカルビジットを通じて、ツナガル株式会社はUAEの企業との信頼関係の構築に貢献し、北海道の企業に新しい販路を広げる合意を得ることに成功しました。また、再生可能エネルギーに関する議論も活発に行われ、具体的なビジネス連携の第一歩として、次のステップに進むための土台を築いたと言えます。

ツナガルは、北海道が持つ独自の魅力を活かし続けることで、今後も日本の地域資源を世界に発信し、日本と湾岸諸国とのビジネス及び文化交流を一層深めていく意向を示しています。

企業紹介



ツナガル株式会社は2010年に設立され、「人生を変える出会いをつくる」を企業理念に掲げています。特に湾岸諸国との関係強化を目指し、2024年6月には現地法人を設立する予定です。今後も様々な企業とのパートナーシップを進め、ビジネスの発展を図っていくことでしょう。詳細はこちらでご確認いただけます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
ツナガル株式会社
住所
大阪府大阪市西区南堀江1-12-2東栄ビル201
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。