宮崎の「んまつーポス」が内閣総理大臣賞を受賞！地域と共に育むキッズデザインプロジェクト

宮崎県の「んまつーポス」が内閣総理大臣賞を受賞

このたび、宮崎県を拠点に活動するダンスカンパニー「んまつーポス」が開催した「ここほれワンワン！デザインがザクザク！キッズプロジェクト」が、第19回キッズデザイン賞において内閣総理大臣賞を受賞しました。この受賞は、宮崎県における新たな取り組みとして大きな話題を呼んでいます。

プロジェクトの背景

「んまつーポス」は2006年に宮崎大学舞踊学研究室から誕生した創作ダンスカンパニーで、地域に根付いたアート活動が特徴です。彼らの取り組みは、子どもたちに「逆さから物事を考える」ことで新しい価値を創造することを目的にしており、地域の文化を豊かにしています。このプロジェクトでは、子どもたちが地域企業に訪問し、企業の魅力やアイデアを発見することを目的としています。

今回の受賞について、プロジェクトは市や大学、地域の多様な企業と連携して実施されました。特に「いちご」と「宮崎サンシャインエフエム」が協力企業として参加し、地域の持続可能性を高める努力が評価される結果となりました。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、子どもや子どもを産み育てる環境に配慮された製品やサービス、空間、活動を表彰する制度です。この賞を通じて、地域密着の活動が広がり、子どもたちの未来をサポートする仕組みが考えられています。

プロジェクトの具体的な取り組み

「ここほれワンワン！デザインがザクザク！キッズプロジェクト」では、子どもたちが主体となって企業訪問を行い、「キッズデザイン」を探し出す体験をしました。宮崎市の13の企業を訪問し、掲げた目標は「キッズデザインを100個見つける」ことでしたが、結果的に170個のデザインを発見しました。この成果をもとに、彼らは「キッズデザインマップ」を作成し、地域における子ども視点の価値を発信しています。

表彰式と子どもたちの活躍

内閣総理大臣賞の受賞を祝うため、表彰式にはプロジェクトに参加した子どもたちが上京し、当社が宿泊先として選んだTHE KNOT TOKYO Shinjukuで準備をしました。表彰式では、シンポジウムにて子どもたち自らの手でプロジェクトの取り組みを発表し、多くの称賛を受けました。この経験は、彼らの自信や主体性を育む大きな機会となったことでしょう。