助成公募開始
2025-07-23 08:21:37

2026年度ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成公募が始まりました

2026年度ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成の概要



川村文化芸術振興財団は、2026年度の「ソーシャリー・エンゲイジド・アート(SEA)支援助成」に関する公募を開始しました。この助成事業は、社会や地域との結びつきを強化し、コミュニティと共に創造的な活動を進めることで、より良い社会を築くことを目指しています。

ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援の歴史



この助成事業が始まって以来、8年間にわたり、合計33のプロジェクトが支援されてきました。その内容は多岐にわたり、現代社会の様々な問題に取り組むアーティストの創造性が反映されています。これにより、アートを通じて社会問題に対する関心を喚起し、地域住民との交流も促進されています。

新設されるテーマ部門



今年度の公募では、これまでの支援をさらに進化させるべく、新たに「テーマ部門」が設けられました。この部門では、特定の社会課題に焦点を当ててプロジェクトを推進します。2025年は「戦後80年」「昭和100年」といった重要な節目にあたるため、初年度のテーマとして「戦争と平和」が設定されました。このテーマを通じて、アーティストたちが人々を精神的に支えるための努力が期待されています。

募集要項の詳細



公募概要


  • - 助成期間: 2026年4月1日から2027年3月31日まで
  • - 受付期間: 2025年7月18日から10月5日まで(日本時間の18時まで)
  • - 審査結果発表: 2025年12月予定
  • - 助成額および採択件数: 1件100〜200万円、複数件の小規模プロジェクトには30〜50万円程度
  • - 受給資格: 年齢や国籍に関わらず、アート活動を行う個人や団体が応募可能です。

応募部門


1. テーマ部門: 戦争と平和をテーマにしたプロジェクト
2. 自由部門: 自由なテーマでの応募が可能

選考委員会について



選考は、さまざまな分野の専門家によって行われます。具体的には、アートや文化に詳しい委員が集まる予定で、その中には新たに2名の審査員も加わります。これにより、より多様な視点から作品を評価できる体制が整います。

歴代支援プロジェクトのアーカイブ



また、2017年からこれまでの支援プロジェクトのアーカイブページも新たに公開されます。これにより、過去の活動が記録され、次世代のアーティストたちにとっての参考資料ともなることを目指しています。

まとめ



川村文化芸術振興財団の新しい助成公募は、アーティストたちにとって北海道から九州まで、全国規模での社会的意義のあるアート活動を促進する絶好の機会です。ご興味のある方は、ぜひ応募をご検討ください。


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会社情報

会社名
一般財団法人川村文化芸術振興財団
住所
東京都千代田区外神田二丁目15番2号
電話番号
03-5245-2120

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