SCゼウス、日本進出!
2023-11-14 10:00:03

SCゼウス・データセンター、日本市場に本格進出!大阪に50MW超の大規模データセンター開発へ

SCゼウス・データセンター、日本進出!大阪に大規模データセンター開発



シンガポールに拠点を置くSCゼウス・データセンターが、日本市場への本格進出を発表しました。大阪市内で、50MWの大規模データセンター開発プロジェクトを始動させることを明らかにしました。

このプロジェクトは、2027年の第1フェーズで25MW規模のデータセンター稼働を予定。大阪市中心部のインターネットエクスチェンジや他のデータセンター群に隣接する約4,000坪の好立地を選定しています。この立地は、準工業地域で法定容積率300%と、データセンター建設に最適な環境が揃っていると言えます。

なぜ大阪なのか?



SCゼウス・データセンターが大阪を選んだ理由としては、アジア太平洋地域における国際的なデータトラフィックのハブとしての地位が挙げられます。5Gネットワークの普及、対話型AIや自動運転技術の発展、そしてデータローカリゼーション規制の導入による需要拡大など、日本のデータセンター市場は今後急速な成長が見込まれています。東京と並んで、大阪は同社にとって最重要マーケットと位置付けられています。

CEOジョー・グーイ氏のコメント



共同創業者兼CEOのジョー・グーイ氏は、今回の日本進出について、「大阪市内の素晴らしい立地で日本市場に参入できることを大変嬉しく思います。大阪と東京は、当社が注力するアジア太平洋地域における最重要マーケットです」とコメントを発表しました。

さらに、2030年までに首都圏と関西圏で複数のデータセンターを展開し、合計200MW規模の開発を目指すと抱負を語っています。既に9月には日本法人であるSCゼウス・データセンター株式会社を設立し、体制構築を着々と進めているとのことです。

SCゼウス・データセンターとは?



2021年創業のSCゼウス・データセンターは、不動産プライベート・エクイティ大手のSCキャピタルパートナーズと共同で事業を展開する新興企業です。シンガポールを拠点に、アジア太平洋地域で先進的で高速、堅牢かつ高効率、そして環境にも配慮したグリーンなハイパースケール・データセンターの企画・開発・運営を行っています。

同社の強みは、案件のソーシングから企画、設計、開発までを一貫して行うビジネスモデルと、独自のIPパテントを保有する高エネルギー効率・低PUE・高スペース効率を実現する設備設計ノウハウにあります。これにより、他社との差別化を図り、競争力を強化しています。

現在、大阪プロジェクトと並行して、韓国ソウル市内でも50MWのデータセンター開発を進めており、2026年の稼働を予定しています。

SCゼウス・データセンターの今後の日本市場での展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
SCキャピタル・パートナーズ・ジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿南1丁目1番1号
電話番号

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