日立社会情報サービス、花王と連携してオープンイノベーション推進
株式会社日立社会情報サービス(以下、日立社会情報)は、感染症対策と衛生管理のソリューション創出を目的に、花王プロフェッショナル・サービス株式会社(以下、KPS)との共創活動を開始しました。これは、両社の技術と知識を結集し、新たな価値を生み出すことを目指した取り組みです。
共創の背景と目的
日立社会情報が持つ感染症流行予測技術とデータ分析のスキルは、KPSが提供する衛生管理の専門知識と相互に補完され、単独では実現困難な新しいソリューションの開発へとつながります。また、こうしたオープンイノベーションを通じた取り組みは、VUCA(Volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)な時代においても、必要な柔軟性と機動力を両社に与えることでしょう。
特に、KPSの100%子会社であるキラリアハイジーン社は、衛生管理に関する高度な分析技術を持ち、その専門知識を活かした新しいアプローチが期待されています。
共創のテーマ
今回の共創において、以下の3つのテーマに焦点を当てて活動が進められます。
1.
感染症対策の進化
日立社会情報が保有する感染症流行予測技術と、キラリアハイジーン社の評価・分析技術を融合し、科学的根拠に即した効果的な感染症対策ソリューションの構築を目指します。
2.
衛生管理の高度化
データドリブン型アプローチにより、公共施設や企業の衛生管理を効率化する取組を行います。必要な情報が届かなかった層にも、ニーズに即した情報を的確に提供できる仕組みを構築します。
3.
持続可能な社会への貢献
環境に配慮したサービスの提供や地域社会との連携を通じて、持続可能な未来を実現するためのソリューションを創出し、社会的価値の最大化を図ります。
今後の取り組み
日立社会情報は今後、他業界や多様な分野のパートナーとの共創も視野に入れ、社会的な課題や顧客ニーズに効果的に応える実行可能なソリューションの開発に努めていく方針です。
この取り組みは、企業が直面する様々な課題に対し、柔軟かつ実効性のある解決策を提供するための重要なステップと言えます。
関連リンク
このように、日立社会情報サービスとKPSの取り組みは、現代社会のニーズを尊重し、未来の社会に向けて新たな価値創造を目指しています。